0人が本棚に入れています
本棚に追加
1話 試験とは、試練なり。
20××年。ある日突然、人々に異能というものが与えられた。
その力は元々持っていたもの、黒間家、白神家の人をサンプルに作ったものとか。
だが、それは世界を大きく発展させた。
ここは東海地方の愛知県のとある市内。
そこには大勢の生徒がいた。
今は三月。今日は入学試験というものだ。
なので、異能を持った人間がこの学園に集まってくる。
「ここが、、、国立皇冥学園、、、」
国立皇冥学園。日本に四つしかない異能専門学校の一つ。ここは、異能を育て、国防戦力を出すための育成施設的なところでもあるといわれている。敷地は東京の渋谷の二倍の大きさ。
そこに俺、黒魔悠利は入学試験に来ていた。
「入学試験を受ける方はこちらの受付に来てくださーい。」
受付の人が呼んでいる。
みんなも声のする方に向かう。
すでに入学試験の受付は始まっており、行列が並んでいた。
試験内容は記述、異能による戦闘、身体能力の簡易的な検査、使い魔の強さの検査。
この四つだ。
記述のテスト。
1時間目、古文、現代文。
これは自慢ではないのだが、学校で俺は頭があんまり良くなかった。
古文とか訳わからない。なんだよ、切れ字とか。けれとかけりとかわからん!
だが、現代文だけならまだいける。現代文6割、古文4割なので、70点取れるか取れないかくらい。
2時間目、数学
、、、なんかわかんないけど数学だけは意外にいけるんよね、、、七、八割かな?
三時間目 歴史、公民、地理
英語が4時間目?ダルすぎだろ!正直歴史と公民はかっこいいから覚えてるのが多い。
でも正直名前長すぎてわからんから4割かな、、、
4時間目,英語
エ?何?これを英語にしろ?日本語に直せ?
訳わからんわ!ばーかばーか!あ,記号問題ラッキー、、、3割
5時間目、理科
なんとか、、、点数を盛り上げろあぁ!
(4割)
なんか結構早く結果が出てきた。
さて、僕は何位か、、、
受験者は5000人らしい。
いや多いな、、、とりあえず順位、、、は、、、
127位 黒魔 悠利 392
意外なことに高得点。
てか一位って、、、
1位 白神奈音 499
、、、どうしたらそんな点数になるのか教えてくださいって感じだな。
さて、2個目の試験はトーナメント戦だからな、優勝目指して頑張るぞー!
最初のコメントを投稿しよう!