第2話 白い月

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「夕茜、隣に座ってもいい?」 「う、うん。いいよ」 夕茜の頬がちょっと赤い。 包み込み、抱きしめて「夕茜.....。」と耳元で囁く。 「......っ日凪、そろっとお風呂に入る?」 照れてる? 「うん。」 「お風呂沸かしてくる。」 「うん.....。」 夕茜に避けられた? 「日凪。」 「わっ。ゆ、夕茜」 頭を撫でてきて彼女が私の頭から手を離して 浴室へ向かう。 夕茜が青衣と別れた日の事を思い出して泣きそうになってるのに気づかない私はスマホを見る。 月舞に連絡しなきゃ。 [月舞、もし良かったら今度]と打ってたら 夕茜が戻ってきた。
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