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サバラン地方で未曾有の大型地震が直撃した。
それはそれは各街を破壊し全域停電。人々は大事な人を失うなどの悲劇に見舞われ避難所への生活を余儀なくされた。
そしてそこからは遠く離れたスイーツ城。
その代表であるミルキーがノフィンと謁見を行う。
「自衛隊から君達の活躍を見込んで災害派遣に協力して欲しいとのお達しがあった。これはまたとない光栄だ。全隊員を呼んで自衛隊と協力して人々を救ってくれたまえ」
「はい!」
ミルキーに恭しく頭を下げるのはノフィン。
輝くばかりの銀の長髪、タキシードを羽織り長身の美青年で白馬の騎士と呼ばれる。
そしてそしてノフィンは隊員を集めて整列させる。
「サバラン地方での大型地震はニュースで皆も知ったとは思うがそこで自衛隊からも協力して欲しいと要望が入った。皆も行って人を多く救おう!」
「「おーーーーーーっ!!」」
隊員達がノフィンに合わせて掛け声をする。
その後でノーナはシュカシュカに聞いた。
「じえーたいってなんですか?」
「自衛隊は日本の軍隊みたいなものですぅ」
「軍隊ですか…?まあ怖い…」
ノーナは震え上がった。ノーナの中では軍隊は人を威嚇し、撃ち殺したりするイメージしか無かったのだ。
「とすると自衛隊と私達は関わらないといけなくなるんですか!?」
「そう言う事になりますねぇしかししかしなにそんなに慌ててるんですか?」
あまりにノーナが狼狽しながらシュカシュカにしがみつくもんだからシュカシュカはノーナに聞き返した。
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