守ってください❗️(上)

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また、だ。 また、今日も、駅から誰かに後を付けられている、、。 一ヶ月前くらいから、夜、仕事から帰る時に、駅から、誰かに後をつけられるようになった。 あたしは看護師なので、どうしても準夜勤があって、帰宅が深夜になってしまうことがある。 警察に相談しようか、と思っていたのだか、いつか止むかもしれないと、考えていたのだ。 だが、続いている。 それに、警察は、何だか敷居が高い、、。 だが、やはり、このままだと怖い、、。 しかも、今夜は、付いてくる足音が、いつもより近い。 あたしは、早足に、走るように、公園通りを目指した。 公園通りに行けば、この時間なら、小太郎くんがいるはずだ。 正確には、柴犬の小太郎くんと飼い主さんが、、。 飼い主さんは、名前は知らないが、優しそうな若い男性で、何故か、深夜にいつも小太郎くんの散歩をしている。 あたしは、大の犬好きなので、つい、小太郎くんを撫でさせてもらい、知り合いになったのだ。 いつも、小太郎くんの飼い主さんのところへ行けば、足音は付いて来なくなるのだ。 もう少しだ。 公園通りまで! しかし、足音は、どんどん近付いて来て、ついに走り出した。 あたしは、びっくりして、恐怖で転びそうになりながら、走った。 助けて! 小太郎くんの飼い主さん! つづく、、 『守ってください❗️(上)』おわり
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