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2024.07.08 変わり映えもせず修正作業中
もうね、ここまで来るとさっぱり変わり映えもしない状態に突入するので、見ていても楽しくない状態になってきます。
でも、制作者としてはひたすら時間が融ける。
そのくせ、ちっとも満足がいかない。
だーかーらー、3Dソフトで作ったほうが早いんだよ……。
ほら、左右で見ると歪んでる。
リアルで作ると、効き目と手癖の関係で歪まない人はよほど熟練度が高いか、効き目で見た時の視力の左右差がないか、利き手が両方か、くらいしか思いつかない。歪まないほうがおかしい。
ぶっちゃけ、人間の顔も左右対称でないからそのほうが自然ではあるんだけど。
完全に左右対称の代物って、美しい反面、どことなく違和感があるんですね。無機質っていうか。(どうしてもできない人間の負け惜しみ)
こうなってくると、ちょっとずつ直していくしかないんですよ。
だいぶ良くなってきてるとは思うんですけどね。
やっぱり、ちょっとズレてるんだよなぁ……😭
耳がでっかくなっちゃった。(左耳が微妙に)
直そう。
正直ね、マズルが右(向かって←左側)に寄ってるんだよね、だからズレて見える。
横はいい感じ。
左右対称にしようと思わなければ、とっくに終わってるんだけどなぁ。
ズレてるとね、複製したあとで「あぁ……」って頭抱えることになるから、この時点でなるべく直しておきたいんですよね。
先日。
敬愛するお面の造形師さまが、超絶デザインで美麗な造形をX(Twitter)でアップされててですね、「あ、こんな凄いのが世に出るなら、自分のなんか要らんじゃん」とメンタル爆落ちしそうになったんですよ。
うん、世の中はこのような素晴らしいものを放っておくわけがない。
百人いたら、百人が凄いって言いそうな完成度の高さ。
あぁ、自分はちっともあかんなぁ、と落ち込むんですけど、次の瞬間にふと思ったのが「素晴らしい、誰もが欲しがるし、自分も入手したいかも。でも、自分が身につけたいものはコレではない」。
そうだった、自分が欲しいものを作るんだ、と。
自分が好むものは、わりとニッチな界隈なので、誰もにウケるわけではないのは昔からわかってるんですよ。
だから、万人受けするものは最初から目指してない。……んだけど。
たぶん、造形師さまも万人受けとは思ってないかもしれないけど、美しいし洗練されてるから別格で、もう比較にすらならない。
けど、自分の欲しいものを作るのは、べつに誰の迷惑にもならないから続けてもかまわないよね。
不思議なんだよなぁ、小説は自分の作品に対して、多くのひとでなくともちょっぴりでもいいから同じ感情や光景、感覚を味わって、読んでみてもらえればそれだけでいいと思えるのに、視覚情報で良し悪しが一目でハッキリする立体にはやけに劣等感があるっていうのがなぁ……自分でも不可解。
デジタル2D絵やデザインに関しては、なんだろうな、商業感覚が抜けきらなくて、『このくらいのクオリティがあれば及第点』ってわかる部分があって、あまり他人の評価が気にならない、気がする。
(業界のなかでの質は下の中級クラス、小さな印刷会社で通用する程度だろうけど、一般人から見れば印刷物を作れるプロとしての知識と技術は持っている自負はあるからだと思う)
お面単独で完結するものではないつもりなので、全体ができてからやっぱり良かった、もしくは悪かった、の評価をしたいかな。
ちょっぴり気分が落ち込んで、持ち直したお話でした。
引き続き、完成まで頑張って励みます!
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