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2024.07.26 最終確認?
おおよその形状が決まってきたので、あとは最終確認をします。
んー、まぁ結局は左右対称の詰めなんですけどね。
そして、数字は正義。
線を引っ張って、等幅かどうか、定規で測って確認するしかありません。
でもね、二次元と違って、三次元は奥行き、そして角度があるんだなぁ。
コイツが厄介。左右対称にならん。
自己満足にすぎませんが、型紙取りの方法でチェックしてみます。
アルミホイルを巻いて、その上から梱包テープで包む作業。
球体関節人形の洋服を作る時、型紙を作らなくてはならないんですけど、これも同様の方法で身体のサイズを写し取ります。
メジャーで測るより、実寸が確認しやすいんですね。
嘘みたいに型が取れる。(笑)
左がアルミホイル+梱包用透明テープで型取りしたもの。
そいつを真半分に切って、立体の山に切り込みを入れます。
切り込みを入れるのは、ひっくり返すときに破れないためです。
この切り込み線、タック線となるので、布に写しとって縫い合わせれば、ぬいぐるみも作れる。
娘が小学校の頃、粘土で犬の形状を作成してから、この方法で型紙を作って、ぬいぐるみにして夏休みの宿題として提出したことがあります。
さまざまな制作に使える、意外に便利な手法です。
裏返しにしてから、切り込み線をセロテープで止めて、重ねてみます。
ほぼ同じ形状であることを確認します。
そして裏返した型紙と本体に浮きがあるところを修正。
んでもって、鏡に映して、さらに修正。
まぁ! なんということでしょう!(笑)
ここへきて、耳のラインを変えました。😊
直線より、曲線のほうが良さそうに思えてきたので、いじくりまわして試行錯誤しまくった結果、この形状に落ち着きました。
かなり良くなったとは思うものの……こうやって写真に撮るとまだ歪みが気になるぅ〜😅💦
だけど、以前ほどではない。
若干、左右の広がりの奥行きがズレてる……5ミリくらいかな……。
ここ全然合わない。
ってことは耳がズレてるか、曲がってるか……どうしようかな……もうこれでいい気もする。
鼻の形と口周り、かなり削って盛ってを繰り返して、修正を加えました。
こちらは最終形状、かな。
いい感じになったと思います✨
まだ粘土が乾いてないので、ヤスリがけができません。
ヤスリかけたら、左右の頬のラインが整って、もう少し良くなりそうな気もする。
視点のリセットもしたほうがよさそうなので、様子見します。
クロスクレイ、液状石粉粘土です。頼んでいたものが届きました。
昔、購入した時から400円くらい上がってた。
十年以上前の話だから、当然と言えば当然なのか……💦
ちなみに、どうしてここまでしつこく修正するのか、という点について考えてました。
まず、理由のひとつ。
完成してから歪んでいるのが一旦気になってしまうと、作品として残念感が強くなってしまうからです。
ふたつめ。
デザインフェスタで販売を目標にしているから。
ぶっちゃけ、販売の価格がものすごく可愛くない予定なので、最後まで手を抜くつもりはない、というか、お迎えしてくださる方々に失礼がないように仕上げたいという気持ちが強いです。
それと、周囲のクリエイターさんたちの価格帯より大幅に安くしてしまうと界隈の影響に良いことがないので、できない、というのもあります。
みっつめ。
目のせいでなかなか揃わないのを理由にしたくない、ということでしょうか。
目標の完成形が頭のなかに描けているのに、作れないのは悔しすぎる。
ただひたすらに精進するのみです。
どんなに時間がかかっても、完成できれば作品として仕上がって、世に出すことが可能になります。
クオリティの高い作品にしあげたい、自分の作品だから、自分だけは妥協しないでいたい。
この意固地さは商業向きではないので、儲かることには繋がりません。
コンスタントに多産して、プロとして生活するには不向きです。
わかってるんですけどね。
いまさら職業にできるものでもなし、これはもう自分の意地なので。
納得のうえの創作活動です。(;´д`)💦
だいぶ良くなったので、そろそろ口の分割を行ないたいです。
磨きも最終段階に……入りたい……なぁ。
続きます。
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