関係性設定①

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関係性設定①

「むむ」と「べし」  むむが一方的にべしに憧れている。何でも完璧にこなせるのが凄いらしい。むむがスイカを貢ぐ姿が頻繁に目撃され、べし的には嬉しいが複雑。 「べし様!美味しいスイカ届いた!」 「うん。ありがとう(しかし、君はスイカが苦手だろう…)。」 「むむ」と「いしじ」  いしじがむむに嫌悪感を抱いている。むむの外面がころころ変わるのがいただけないらしい。むむもいしじに対して態度は良くない。 「なぜ人によってそんなに態度が違うのだ!」 「あんたはこのくらい雑なのがお似合いですよ〜だ」 「べし」と「まじ」  まじが一方的にべしを敬遠している。何もかもこなせる人と対等に並べるとは思えないらしい。しかしべしは仲良くなりたいようだ。 「…ねぇ、まじくん」 「……………(ふいっ)(緊張)」 「…………(やっぱだめかー)」 「いしじ」と「まじ」  仲が良い。お互いあまり喋らなくても心地よい存在のため、よく図書館で並んで本を読んでいるところが目撃される。 「…………(やはりまじの隣は心地よい)」 「…………(喋らなくてもいい…楽)」 「ゆる」と「るる」  仲が良い。るるはゆるのことを「母上さま」と呼ぶ(らるは「ゆる姉さま」呼び)。主にゆるがるるに絡みに行く。 「るるちゃん、おはよ!」 「母上さま…!おはようございます」 「らゆ」と「らる」  仲が良い。らるはらえのことを「お母さま」と呼んでいる。らえもらえでなんだかんだ付き合ってくれる。 「お母さま!遊びましょ!」 「ん……らるちゃん……私寝たい……」 「結局眠れないんですから、いいでしょう!」 「ふえ…らるちゃんがひどい…」
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