所属設定&その他設定①

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所属設定&その他設定①

二下学院  下二段活用型の助動師たちが通う私立学院。幼保小中高大院全てを揃えた学院で、中高は同じ校舎で学ぶ。文系も理系も融合もあるが、文系が強い。 シダン株式会社  四段活用型の助動師たちがはたらく株式会社。有名書籍を多く出版しており、映画化やアニメ化した作品も多い。古典文学の現代語訳や歌集などに強い。 志久教会  シク活用型の助動師たちがはたらくプロテスタント教会。礼拝堂に差し込む光が美しく、一種のフォトスポットと化している。牧師の性格上、礼拝でない時間なら写真OK。 スタジオK.  ク活用型の助動師たちが活動する芸能事務所。俳優やアイドル、声優から裏方までおり、設備も良いため、ここだけで作品がつくれる。有名芸能人も多数所属する。 RaH専門学校  ラ変型の助動師たちが通う芸術系専門学校。絵画や音楽などの主要なコース以外に、文芸のコースもある。本物のアーティストからの授業も充実している。 Youtuberへんなのチャンネル  ナ変型の助動師が運営するYoutubeチャンネル。ゲーム配信を主としながら、古典の質問をすると超絶わかりやすく解説してくれるためテスト期間は古典質問配信になる。 動形大学  形容動詞型の助動師が教授を務める総合大学。国内屈指の難関校と有名であると同時に教授陣のクセの強さでも有名。オープンキャンパスの模擬講義は抽選倍率高め。 私立トクシ大学  特殊型の助動師たちが通う総合大学。文理芸の学部があり、入試難易度は高め。社会で活躍している著名な人物も多い。オープンキャンパスが盛大なことで有名。 扉管理官  無変化型の助動師たちが買ってでた役職。助動師たちの扉となる単語が刻まれたものを守る。それは一冊の本のこともあれば、石碑であることも、図書室全体であることもある。 家事係  サ変型の助動師が買ってでた役職。というより奪い取る役職。自分のご飯が食べたいがために家事を買って出た。ただの欲望。だがしかし実際にご飯はめちゃくちゃ上手いし美味い。 助動師について  現世の助動師は言葉に宿る人々の想いが、ある一人のSOSをきっかけに現世で人の姿を得たもの。母体は助動詞の単語なら特に制限はない。  原本の助動師は言葉に宿る人々の想いが、原本の扉の筆者をきっかけに時空の狭間で人の姿を得たもの。母体は少なくとも百年は愛され続けた小説や手紙などの直筆原稿の中の単語またはよく知られた現代小説などの直筆原稿の中の単語。  原本の助動師は各助動詞一人しかいないが、現世の助動師は写本、印刷含めた扉の数だけいる可能性がある。現世の助動師は単語に宿った力が人の想いと重なり合った結果、時空の狭間に生まれる。現世に現れるためには、SOSが必要。  それぞれの原本の助動師の記憶はそれぞれの全現世の助動師が持っているが、現世の助動師の間で記憶の共有はない。現世の助動師は数が多すぎるので、原本の助動師は記憶を把握していない。  原本の助動師たちが世界中のSOSに応えるために、現世に助動師が現れるようにした。原本の助動師たちの使命は世界中のSOSに応えることで、現世の助動師の使命は呼び出した人のSOSに応えること。  現世の助動師はすぐそばの言葉から生まれた存在なので、現世に生まれた瞬間から違和感なく世界に溶け込んでいる。第六感が強い人や呼び出した本人は違和感を感じる。  現世に現れたときの服装は助動師の力を最も引き出す服装で、助動服と呼ばれる。助動師が存在しやすい服装。助動師にしっかりと力が蓄えられればそれ以外の服装でも無理なく存在することができる。原本の助動師たちは常に助動服。  古典文法(平安〜)の助動師たちは高校で学ばれることもあり、比較的力が強い。  奈良時代の助動師たちはあまり人々の記憶におらず力が少ししかないため、現世に現れても扉から離れられない。服装を変えるなどしたときには存在自体が希薄になる。また、奈良時代の助動詞は未然形接続である。  現代の助動師たちは今使われているため力自体はあるが、使われだした時代がほか二種類の助動師たちと比べあまり古くない(積み上げてきた力が少ない)ので、精神的にも肉体的にも幼い。 時空の狭間について  本や石碑、パソコン画面など、扉と呼ばれる、言葉が刻まれた場所にできる。そこには現れる前の現世の助動師が暮らす。それら全てと繋がっている時空の狭間で原本の助動師が暮らす。 所属について  原本の助動師が現世と関わる際、通うところ。原本の助動師は使命を達成するため、『助けて』と言えない人を見つけてはSOSが出せるよう手助けしている。  ただし、母体管理官や家事係はお留守番。 シェアハウスいろはについて  時空の狭間にたてられた家。階ごとに違う接続の助動師が部屋を持つ。一階が未然形接続、二階に連用形接続、三階が終止形接続、そして四階にその他の接続の助動師が暮らす。地下の図書館の近くに奈良時代の助動師たちの住む部屋がある。現代の助動詞たちは接続ごとに四階の部屋で暮らす。  和洋折衷の家で、一階には縁側もある。風呂やキッチン、リビングは一階。スタジオやジムなど、助動師たちが改造した部屋は二階以上にある。 原本の扉の筆者について  助動師が生まれることになったきっかけとなる人々。彼らが世界中のSOSに応えるため、助動師を生み出した。それが原本の助動師。彼らのために建てた家、またそれに似せ各扉の時空の狭間に建てられた家がシェアハウスいろは。筆者の中には、原本の扉となる作品を執筆中に助動師の元となる言葉に宿った力と会話できた人もいる。
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