小説・26238257

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小説・26238257

『異種間密約』 https://estar.jp/novels/26238257  私は初めてホラー小説を書いてみました。  その表紙となったものです。  手を加えなくても暗い画像ですので、さらに暗さを強調してあります。  画像編集ソフトの「ポスタリゼーション」機能を使い、画像の色数を減らしポスター化してから、明るさとコントラストを調整し、下に文字を入れました。  文字は白色なのですが、これの不透明度を20%まで下げ、透けている灰色に見せることでさらなる不安感をあおってあるんです。fbc203d5-c84b-4186-a418-37e6487401cc  状況を自分でコントロールできないのが人の恐怖である……というのは、冷徹な思考によって、すでに判明しています。  では、コントロールとは何かというと、支配や操作を指しており、人がよく知っているものの喪失を恐れるのは、ここに基因します。  ……思惑が外れる、どうなるのか不明瞭である、を人は嫌うのです。  予想できない物事は嫌だ、わからないことは嫌だ……それが人の特性なのです。  当小説では、正体不明のものに拉致された女性が本人の意志とは無関係に「使用」され、惨い最期を迎えます。  抵抗もなにもできません。  囚われ人となってからは、自由意志など認められてはいません。  何者かに誘拐されたかどうかは別として、このような暗がりでの悪魔的行為が、どこかで起こっているのを示唆させるための作品ですね。  私が子供の頃から恐れていた異界の存在との遭遇事件を執筆してみたのですが、闇から闇に葬られている出来事が多いように感じます。  闇から、光へと……いろいろな事柄が、確実に明らかとなってゆくことでありましょう。  光の灯台・光の導管として、推移を見守っております。
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