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小説・26260749(1)
『轍の青女-天界回帰-』
https://estar.jp/novels/26260749
当小説は『轍の青女』
https://estar.jp/novels/26219738
の全年齢層版に該当いたします。
『轍の青女』から過激表現が削除され、同小説のスター特典だった「プロローグ」と「エピローグ」が正編の前後に付け加えられたものです。
それより……当小説は、変則的です!
また、この表紙の基画像は『AIイラスト置き場』より、使用させていただきました。
https://estar.jp/novels/26122789/viewer?page=13
本当にありがたいことであります。
<(_ _)><(_ _)><(_ _)>
さて、とても上手く作れた小説の表紙である、と感じておりまする。
これまで作ってきた中でも、三番目か四番目にお気に入りですね♪
当作品のレイヤー構造を明かします。
出来が良いものは派生作品を豊富に作成できます。
今回は、画像編集の仔細を真面目に語りますよ〜。
どうなるでしょうか……(^Д^)9m
最初に……こんなに正直にレイヤー名を付ける必要って、全くないのですけんども……付けちゃいましたんっ!
ただ、レイヤー数としてはそれほど多くはありませんね。
基となっている画像の女性の来ているコートは赤色なので、これを緑色……アーミーグリーンに近い色へと変更し、彼女の瞳の色も赤色から茶色へと変えてあります。
基画像では、瞳の光(ハイライト)がほとんどないので、そのレイヤーも追加で作成です。
う〜〜〜ん……光源の位置・角度を決めるのが、ちょっと難しかったなぁ〜〜(笑)
眼球は立体だし、球体だし、表面は濡れてツルッとしていますでしょ。
……えーーまぁ、ここは単純にコートに当たっている光から、設定しちゃいました。
はふぅ(*´ο`*)=3
これらは下から三枚のレイヤーのことであります。
「ぼかし女性」レイヤーから上のレイヤーは、画像編集としては高度な技の組み合わせであり、重要な部分ともなってまいります。
「ぼかし女性」レイヤーとはいったい何なのか、といいますとね……このレイヤーは一番下に位置する「アーミーグリーンコート」のレイヤーを複製し、全体をぼかしてから描画モードをVivid Lightへと変更して、さらに不透明度を70%まで下げたものです。
こうすることによって、この女性の色あせた感じを払拭しました。
彼女が色あせてしまったのは……コートの色を緑色へ変えたためなのです。
そのときの編集作業の影響で、コントラストが低下したんですね。
それを補いたかったんでっす。
彼女の素肌の色も悪くなってしまいました。
この部分は簡単に修整できるため、赤色のコートの画像から顔と左手だけを切り抜きました。
そして、コートが緑色となった彼女へ顔と左手を貼り付けて出来上がったものが「アーミーグリーンコート」のレイヤーなのであります。
その作業だけだと、顔と左手だけが遊離してしまうので……「ぼかし女性」レイヤーで全体の色を濃くしてあります。
ぼかしてある理由は……彼女よりも雪の方へと表紙画像を見ている者の焦点を絞らせ、彼女の姿をぼやかしてとらえさせるためですね。
人間の視覚の特徴を逆手に取って、この一枚のレイヤーで不自然さの解消とひとつの魔法を仕掛けたみかちゃんでした。
\_ヘ(Д`*)まじっくまじっく
次は「ぼかし女性」レイヤーの上の三つのレイヤーに着目してください。
「雪の影」「ボソボソ雪」「水玉」となっていますね?
これらは彼女を覆い隠そうと降る湿った雪を表現するレイヤーであって、各々に別の役目が与えられています。
「雪の影」は風で舞ってる灰のようなものをブラシツールで描き、それをぼかしたものです。
これは彼女の背景が白色であることから、降雪を際立たせるために作成されました。
このレイヤーがあるゆえに白い背景に白い雪が降っているのがわかります。
「ボソボソ雪」は白色のブラシツールで描いた大小の雪のレイヤーの描画モードをディザー合成へと変えることで、小さな塊が集まりくっついて降ってくる水分を多く含んだ雪を表現したものです。
「水玉」とは何かというと、このレイヤーはよく見るとわかる彼女の全身にあるボソボソしてはいない円形のものです。
皆様……水滴が何かへ付いたとき、その水滴を通して見ると、水滴の付いているところの色は変わって見えますよね。
……子供の頃、みかはその現象が不思議で不思議で、拡大鏡でじーっと覗いていました。
ふふふっ(*/∇\*))))))探求熱心な子でしたわね
そうです……つまり、「融けて水となった雪」をこのレイヤーで表現しているのです。
ボソボソしている雪は湿り気を帯びた雪であり、人に付着すると容易に融け始めます!
白色のブラシツールで描きましたが、描画モードはオーバーレイとなっているので、彼女の髪の毛やコートの上ではちょうどいい色を出し、白い背景の上では降雪量を増やすのに貢献しています。
描画モードを別個にするのを前提として、ブラシツールのサイズと種類を決め、「ボソボソ雪」レイヤーとは別のレイヤーとしました。
その次の「水色フィルター」へ移りましょう。
不透明度は30%、描画モードは微粒結合です。
このレイヤーの存在により、画像全体の色が調整されています。
描画モードはいくつか試してみて、彼女の素肌や髪の毛・コートの色・雪、それぞれに最も合致したものを選びました。
これがなくなると、彼女は光の中に立っているように見えます。
寒色がなくなるので、見ている側は冷たさを感じなくなりますし、降っている白い塊自体、そもそも雪なのかどうか怪しくなってきます。
「轍の青女」は、みかが筆ペンで書きました!!
(`・ω・´)ででーーん!
上手に書けたので、この画像を作りつつ……あの問題作を編集して投稿しようかなっと、考えました。
そう……当小説は執筆と表紙作成の順序が逆なのです。
筆ペンの文字は黒色だったので、PCへ取り込んでから紺色に塗りつぶしてあります。
「わだちのせいじょ」と「-天界回帰-」は共にテキストレイヤーで、「轍の青女」と同色となっています。
『A』と表示されていたら、テキストレイヤーを示すものだと思ってください。
「題名背景色」レイヤーはT字型に作った選択範囲を白色で塗りつぶし、ぼかしてから、不透明度を70%まで下げてあります。
これがないと、作品の題名である文字は彼女のコートの色に埋もれてしまいます。
「ぼかし枠線」は黒色から文字の色と同じ紺色にされて、一体感を演出しています。
……どうでしょうか、皆様。
これまでは大雑把な解説をしてきたみかなんですが、「なんでこれをこのようにつくったのか?」を包み隠さずに記すと、ここまで文字数が多くなっちゃいます。
文章だけで説明するのは、難しい箇所も出てきちゃいますねぇ。
(*´ω`*)モキュ~♪
⇒(2)はバリエーション展開!?
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