小説・26276186

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小説・26276186

『天使の願望』 https://estar.jp/novels/26276186 「●●の●●」シリーズの外伝『天使の計略』 https://estar.jp/novels/26274990 へ補足説明を行った小説となります。  当小説により、二人の女性型天使の関係と、男性型天使のジーク君との関係、さらにメルツェデスがどんな天使なのか、天使たちは地上の人間をどのように見ているのかが判然とします。  天の御使(みつか)い・みかが、ここに率先垂範(そっせんすいはん)いたしまするぅぅぅ〜〜〜!!!(大笑) e9d508a6-cd71-4f9f-9307-92f50a0bd434  表紙画像の女性は天使のレナータちゃん。  破壊の天使である彼女の姿は美しくも勇壮ですね。  当小説は基本的にレナータちゃんとユーディットちゃんの対話で構成されています。  ユーディットちゃんが、ほとんどの真相を語ってくれます。  物語内部の枠組みを読者側へと明かす、といった意味ではレナータちゃんも同じ役どころです。  彼女は相手からさらに情報を引き出し、読者側へ噛み砕いて教えてくれるのです。  そして、当初は対照的だと思われた二人の対話から、読者はこの両者にはそれほどの違いはないとの重大な発見を行い、共通点を見出しては好意を抱いてしまいます。  読者はこの段階において、二人が愛するジーク君のことも気にかかってくるでしょう。  小説の内部へ戻ると、情報の開示をわかりやすく行うため、二人だけの部屋内でのやり取りは続いていき、炎と氷が一体化したような驚きと胸を打つ展開が待っています。  部屋の中に彼女たちとは別の天使や、天使軍に寝返った悪魔の一匹などが同席していたら、話の流れ自体がごちゃごちゃになってしまい、全体として何を伝えようとしているのか、読者はわからなくなってしまったことでありましょう。  (とどこお)りのない情報開示は読者様の望むところであり、みかの執筆活動の理念となっている「できるだけ読みやすく」とも合致いたします。  (´艸`〃)  さて……レナータちゃんはジーク君を好きになってしまったのですが、彼の恋人はユーディットちゃんだとの事実を前に彼女は思い悩んでいます。  ただし、純情で正直者の彼女はユーディットちゃんを邪魔者とは考えていません。  ここにレナータちゃんの魅力があり、恋のライバル(?)だからといっても、あいつに復讐してやろう、手段などは選ばずに打ち負かしてやるんだ、と彼女は思っていませんでした。  時空眼(じくうがん)という特殊能力を有する告死の天使であるユーディットちゃんであったものの、彼女はレナータちゃんを誤解していました。  地上の人間はもちろんのこと、同族である天使や敵対する悪魔にもそのまま時空眼(じくうがん)の能力は通用するのがわかります。  これが「レナちゃんがいくら圧倒的な戦闘能力の持ち主とはいえ、わたしと戦ったのならば……確実にわたしが勝つ」と、ユーディットちゃんが破壊天使のレナータちゃんへと言い放つ所以(ゆえん)です。  相対するものが何を考えて、どんな行動を取ってくるのかが、ユーディットちゃんにはわかるのです。  しかし、比類なき実力の告死天使のユーディットちゃん……彼女の時空眼(じくうがん)にも意外な盲点はあった。  自己の過失と慢心(まんしん)を素直に認められる為人(ひととなり)は涙が流せず、冷たそうには見えても、実は優しく柔らかな心を宿している彼女の魅力となっております。  レナータちゃんの正式な本名は、レナータ・ディンケルであって、対するユーディットちゃんの正式な本名がユーディット・シュタインだとの情報が示されたとき、天使たちは彼らの氏族により、権能(役目)を担当しているのが、垣間見(かいまみ)えます。  具体的にはディンケル家は「破壊天使の一族」なのでしょう。  また、「新入りちゃん」とレナータちゃんをユーディットちゃんが呼ぶところから、彼女は天使軍が創設された初期の構成員の生き残りであり、後になってからレナータちゃんは同組織へ合流したものと推測できます。  レナータちゃんと、ユーディットちゃん、両者の人間らしさが判明してくるにつれて、互いを愛しく想いあっている二人に読者の心は同調してしまいます。  ユーディットちゃんのセリフである「胸の中、いいえ心が痛かった。天使核が()いてはふるえた」は、読者の心の動きを彼女が代わりに述べていたのです。  このように二人のやり取りは読者の心情を徐々に代弁してゆき、読者の願いは『天使の願望』との当小説の題名へと直結していきます。  この題名は作品へ登場する複数の者たち、それぞれの「願望」を白日の(もと)(さら)しているのを見逃してはなりません。  そして、心憎い演出ながらも読者の「願望」もここに含まれていたのに気づいたでしょうか?  つまりは……読者様=天使(登場人物)ということですね。  読者様は、時空眼(じくうがん)を伝授してもらったのです!  みかはこのようにつくったのでした。  ヾ(o´ω`o)b  当小説と『天使の計略』ならびに『最愛の息子』はすべて、ハードディスクで眠っていた小説を編集したものです。  各々に関連らしい関連は全くなかった三つの小説だったものの、「●●の●●」シリーズに欠けている情報を読者様へお伝えするために転用されました。  欠損している枠組みを補充し、新たな物語をお知らせする……これが三つの小説が作られた一番の目的だったのです。  キーパーソン、いいえ、キーエンジェル(?)のユーディットちゃんが、堕天使ルシフェル(ルシファー)に言及する点から…… 『轍の青女-天界回帰-』 https://estar.jp/novels/26260749 とのつながりも多少は疑わますが……まぁ、そこまでは考えていなかった、みかですわ(笑)  あと……表紙となった画像は、黄色が基調となっている画像でした。  黄色を赤色に変えてやり、彩度を下げてこのように変化したんでーす。  (∞*'v`从'u`*●)淡い色合い〜好き〜♪
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