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小説・26271188
『人生の攻略本』
https://estar.jp/novels/26271188
いいですねっ、これ、これ、この、画像っ!!
臭い立つ迷いの渦の中にいながらも、石鹸の良い香りを放っているつもりでいるかのような彼女ですね。
みかは学生時代……テレビの画面でするゲームを遊んでいた頃、ゲームソフトとそのゲームの攻略本をセットで購入していたのです。
光回線でインターネットへ接続できるようになり、「攻略サイト」ってのが作られるようになってからは……うーーん……攻略本自体……買わなくなってしまいましたなぁ。
ゲームの攻略本は「設定資料集」との裏の顔もありましたゆえ……これらの本から学ばせてもらったことは多いんです。
さてさて……画像そのものよりも、当小説についてお伝えしましょう。
この小説はPCのハードディスクに保存されたままで、みかも忘れ果てていた作品を編集したものなのでーす。
編集される前の小説は、橋の上から川の流れを見ていた女の横にいつの間にか見知らぬ男が立っており、彼から彼女は「魔法のアイテムを使ってみませんか?」との話を持ちかけられる、といったものでした。
つまり、現れた彼が悪魔だという設定はなかったんですね。
その原文が発見されてから、彼を人の姿で出現した悪魔にしようと細かく手直しが行われ、エブリスタへ投稿されました。
悪魔の囁きは、たいへん魅力に満ちたものです。
そして、相手に無理強いしないってのも、悪魔の特徴なんですよ。
……相手の自由意志を尊重する、少なくともそんなふりをするんです。
例えば……そうするより他ないような状況を悪魔側がつくりだしてから、あくまでも(悪魔だけに)「やるかやらないかはあなたの好きにしてください」と、悩む者へ甘い言葉を投げかける。
お膳立てを整えて、自らの責任回避はしっかりしておきつつ、「あなたが望んだから相手をしてやったのだ、あなたは私の奴隷になれ」と、あるとき態度を豹変させては、取引を行ったもの(話を持ちかけた対象)に何かを強要し、そのものの弱みを握って、それから支配下におく……これを長期的な視野に立って計画的に行うのが、悪魔なんです。
あと、悪魔という存在はイメージづくりがとても上手なのです。
騙そうとする対象へこれほどないほどの好印象を与えるってことですな。
最初期の段階から……こいつは胡散臭い、などと相手に微塵も感じさせないような優れた能力を有しています。
「私って悪の塊なんですよ」って、明かす悪魔はいません。
姿形は別として……皆様はそんな「悪魔」に会ったことがあるかもしれませんね。
皆様がよく知っている何か、体験してきた事柄は正に上記へ該当する、と感じられるやもしれません。
……そういった意味では、当小説のジャンルはミステリーより、ホラーの方が適切だったのかもしれませんね〜。
((( ←~(o `▽´ )oΨおもいだしてごらん、ほらほら〜〜
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