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小説・26281229
『みかさんに会った』
https://estar.jp/novels/26281229
皆様、このページへ訪れになった、皆様。
「そんなことはわかってる」って、素直にお認めになっておられることをここで述べますよ。
わかりきっていることに、わざわざ言及いたしますよ。
皆さんはよくよくご存知であらせられますゆえ……みなまで言うな、それは自明の理である、と再認することでありましょう。
そして、これを語る私へうんざりするやもしれませぬ。
……が、しかし……そうではあっても、私はここで、このエピソードであえて、述べておきたいのであります。
…………それはいったい何か、というと…………。
皆様…………みかちゃんって、簡単に表現すると「かわいいちゃん」じゃないですか。
……ね?
かわいいちゃんですよね?
これはどうやっても、容易に変更できない。
……小さなリスのような可愛らしさを誇る、謎の作家・みかちゃん!!!
もうもう、コレはどうすることもできないのんでっすっよ。
そんな、みかがエブリスタで出会い、去っていった方のことを記したのが、当小説なのであります。
また、私が自身を「荒々しくも知的」と自己紹介する理由もわかります。
当小説はみかの心の友であるAさま(仮名)がエブリスタのアカウントを削除し、他の小説投稿サイトへと移っていったのを1ページ目で明かしております。
続く2ページ目には、もうエブリスタでは読めないAさまの小説へ私が送った感想がそのまま記されています。
その次の3ページ目には、作者が見つけた真実が記されております。
この真実の記述は光と闇の関係、我々に影響を与え続け、投げかけられた束縛の仕組みを遠回しに述べており……見方によっては新興宗教のリーフレットに書かれている一節か、とも受け取れるでしょう。
以下の内容はスター特典にしようかとも考えましたが、こちらへ記しておくこととします。
Aさまとは別にもう一人、アカウントを削除してエブリスタから去っていかれた方がおられます。
その方は仮に「Bさま」と、お呼びしましょう。
Bさまは私が投稿していた小説へドイツ語を使用していたのにたいへん驚きになり、その作品へ感想をお寄せくださいました。
アカウントが無くなる直前、私はBさまへ以下のようにコメントをお送りしました。
みか「いまをいきるちから……これを物語と人は言い換えました。
いまをいきるちからを最もわかりやすい形にしたものが私達の向き合っている小説であり、その他にも私達の周りに存在するもの、そして私達自身も、物語のひとつといえましょう。
この物語は定められたものではなく、何らかの変化をしてゆきます。
つまり、善い物語が悪い物語となることがあり、その逆もまた然りです。
森羅万象をみたら、いいえ自らをみたら、それは明白です。
ドイツ語に造詣が深い、Bさまに投稿した小説を読んでもらえて、さらにスターも贈っていただき、私はとても嬉しかったですよ」
Bさまは「みかさん、なんと思慮深いお言葉(涙)……」と返信してくださいました。
私がBさまへ送ったコメントは、当小説のあらすじとなっているものだったのです。
10代や20代の頃なら、私はBさまへ上記のようなコメントはお送りできなかったでしょう。
そもそもコメント自体、しなかったことでしょう。
若い時分は、常時敵を作ってはそれと争うのが正義なのだと思い込み、周囲の期待に応えなければ、自らを保てなかったのです。
「これが普通なんだ」とされていることを寸分違わずにできなければ、自らの価値を喪失し、誰からも相手にされなくなってしまう、と考えていたのです。
さらにどんなときも自らを否定し続けているにも拘らず、好きなものには愛してもらうのだ、と強固に信じていました。
全体主義が一番なのだと、右手を高く上げて一糸乱れずに行進しているのが、最高の行為だと私は思っていたのです。
何らかの宗教に入っているのではなくとも、私は自然と洗脳操作されていたのでした。
何かと争うとは、自らと争うのと同義です。
誰かを嫌うとは、自らを嫌うのと同義です。
恐怖という幻想に縛られた私は矛盾だけで成り立っていました。
上記のような状態に陥っている若者は……いいえ、人々は多いように見受けられます。
彼らの気持ちはよくわかる。
何故なら、私もその一員だったからです。
ですので、自分自身の過去の姿にそっくりな誰かを見るたびに助けてあげたい、救ってあげたい、と思うのです。
「あなたはあなたのままでいいんだよ」と、ただ単純に伝えてあげたいのです。
ただし……強制はできませんし、そうしようとしたら誰でも抵抗を示します。
これは宿る魂が自動的に行います。
魂には自らと波動が合致しないものから離れる、避けようとする性質があります。
「あのひととは波長が合わない」とは、このことを端的に言い表しています。
したがって、可能性の数を示すため、数え切れないほどの色の光を放っては、あなたも私も存在するだけでいいのでしょう。
この考えは……私が、いいえ、あなたが……両方が、つまりはすべてが……必要だとの悟りへと至ります。
ここからはあなたに宿る魂へ語りかけましょう。
あなたは自己というものを表現している魂なのです。
光から出る言葉は相手の反論を恐れません。
あなたは私と違うと感じるでしょうが、違うところよりは同じところの方が多いでしょう。
あなたが見つけたことに、あなたは抗わないでください。
あなたは、あなたを否定しないでください。
あなたは、あなたを嫌わないでください。
幼い頃からそのようにしろ、と教えられてきたのはわかります。
あなたは自己嫌悪という名の種をいくつも植え付けられてきたのです。
あなたは自らの波動と一致しないものを手放し、あなたには宝物だけが残るでしょう。
去っていったもの(人も含む)は、双方の魂の成長に必要でした。
あなたも、あなたの思い出に残る誰かも何かも、共にお互いが必要だったのです。
去っていったもの・手放したものにあなたは感謝できるでしょうし、起きる変化にも普遍的に流れている愛を見つけられることになるでしょう。
これをお読みになられている皆様、つまりは光を発する皆様、あなたたちはもう大丈夫です。
……んん?
唐突なことを……何がどう、大丈夫だと言うのか?
無宗教のみかですけれども、光の灯台・光の導管の役割を果たす私が、お答えしましょう。
あなたたちが思うよりも、考えるよりも、想像するよりも、はるかに未来は明るいものです。
隠されてきた事柄が明らかになるのと同時にそれは、これから判明するでしょう。
あなたたちはあなたたちの選択により、その目撃者となり、証人ともなるでしょう。
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