人の背中に羽が生えてしまうという衝撃の展開に驚き、そして言いようのない切なさに胸が痛む思いでした。 それでも……希望の見えない深い絶望の淵にありながら、それでも自身の死と真っ直ぐに向き合い続けたノーラ

独自の解釈になるかもしれないが、しかし読者として誤解を恐れず感想を述べようと思う。 まず安定感のある、破綻のない文章力はさすが。としか言いようがない。秀逸な文章ってのは、それだけで心に響くものがある。

この小説は秋月さんの作品では今までと、ちょっとちがうタッチを感じました。 医者を主人公にして難病に取り組むところなど、ＳＦ的なドラマのようでした。 そこで、織りなす悲しみや愛情。同時に進行する肉体の変

それを考える事、それに向けて努力する事、思考錯誤する事が、人間の価値なのでは無いかと、しみじみと感じました。 素敵な物語をありがとうございました。 エンジェルバードよ、永遠に。