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さて時は安永
神田神保町の神保こうじに近い場所に大きな店があった
もともとは小さな店だったが主人が商い上手で瞬く間に店を広げ今はたくさんの奉公人を雇い地元でも知らぬものがないほどおお店になっていた
店の名前は飛魔屋口入れ業を手広く営んでいる
主人の名前は長兵衛
一応名字たいとうしていないので身分は町人ではないかと言われている
身長は大きく少しあごの張った個性的な顔をしていて低い声でしゃべる年齢は50から60
顔にはむこうぎずがある
傷は二つにわかれていて
顔に受ける傷をむこうぎずと言い勇敢さを現す
一方背中に受ける傷は後ろ傷と呼ばれ弱気を現す
むこうぎずは男の勲章
後ろ傷は男の恥と言われている
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