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もうすぐ春休みに入るその日、わたしは失恋した。
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「好きです、付き合ってください!」
こんなところに出くわすなんて最悪だ
放課後の教室。
わたしは忘れ物を取りに教室へと戻った。
だが、、なんでこうなんのかなぁ、、
ハー、涙出てきたw
てか、あの人身長デカすぎな?
誰だっけ、えっと、、
…氷室くん、、だっけ?
確か、隣のクラスの…
ていうか、あの女の子可愛いなぁ、
あんな可愛い子に告白されたら付き合うかな〜、
…付き合うよね〜w
「…え、悪いけど、無理。可愛いって思えないから。」
え、顔の問題???
てかあの子かわいいじゃんフツーに。
「ひ…ひどいっ!」
え、最低。
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は?最悪。
春休み明け、皆さん御存知の通りクラス発表だ。
わたしはそんな最低なヤツと同じクラスになった。
「え、マジムリ。不登校なる、え、ガチで登校拒否。」
「まーまー、身長伸び無いからってそんなに怒らないのw」
「てか何が無理なんよ〜?」
「え、アイツ。」
「身ty((ムグッ」
「だ・ま・れ(口パク)」
「あ、(察)w」
友達の口を抑える。
なんて言おうとしてたのかはなんとなくわかる。
てかアイツ、身長高すぎやろ。
「あ、氷室くーん!!身長伸びに悩む澪奈ちゃんに、
身長伸ばすコツ教えてあげてくんなーい?w」
「あ、おい💢」
「別に、今のままでいいんじゃねぇの。可愛いじゃん。」
は?なんて言った??
コイツまじなんて言った??
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