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(二十八)※
互いに買い合ったプレゼントの交換も済ませ、二人で並んで食器を洗い後片付けを済ませると、リビングのスクリーンで映画を見ながらまったり過ごす。
「後で一緒にお風呂入ろうね」
「一緒にですか⁉︎」
「なあに? 今更恥ずかしいの」
「そりゃ恥ずかしいですよ」
「そっか。でも一緒に入ろうね」
「うぅ……」
顔を赤くする私を揶揄う凌さんに抱き寄せられると、そのまま座る位置を変えた彼に後ろ抱きにされて、膝の上に乗せられる。
「重くないですか」
「全然」
凌さんはクスッと笑うと、そのまま私の項に顔を埋めてキスをして首筋をくすぐる。
「ふふ、くすぐったいです」
「くすぐったいだけ?」
甘い声で囁くと、ニットの上から乳房を揉まれ、乳首の辺りを指先がカリカリと引っ掻く。
「ぁあん」
「気持ちいい?」
「……ん。気持ちいいです」
「そっか」
凌さんは私の耳朶を甘噛みすると、ニットの裾から手を滑り込ませ、サッとブラのホックを外し、ふるんと乳房が引力に引っ張られる。
そしてそのまま前に回した手で乳房を下から掬い上げると、硬く隆起した乳首を摘み、コリコリと指先で捏ねる。
「んぅ……ふっ、ん」
「秋菜が感じてる時の声、すごい好き」
不意に呼び捨てにされてドキッとすると、反対の手がスカートを捲り上げ、ストッキング越しに内腿を厭らしく撫で回す。
「はぅっ。や……凌、さん」
「どうしてキスもしてないのに、こんなにしっとりしてるの」
「だって」
クロッチの上から弱い部分を擦られて、もどかしさに腰を揺らすと、分かっているくせに凌さんが焦らすように同じ場所を何度も擦る。
乳房を揉みしだく手が下に降りると、スカートのジッパーを下ろされて、ウエストに余裕が出来る。
その隙間から手を差し込んで、ショーツの中に指が忍び込むと、花弁に埋もれた蕾を直接カリッと引っ掻かれて嬌声が漏れる。
「あぅっ」
「気持ちいい? じゃあ全部脱いじゃおうか」
凌さんは色っぽく囁くと、私を抱いてスカートを脱がし、ブーツを脱ぐように誘導される。
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