(二十八)※

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 ゆっくりと奥から指を引き抜くと、凌さんは私に見せつけるようにその指を美味しそうに咥え込んでしゃぶった。 「今度は俺にしてくれる?」  腰を突き出され、背中に硬く張り詰めたゴリゴリした感覚を押し当てられる。 「……ん」  なんとかして彼の膝から降りると、脱いだスカートの上にへたり込み、両足を大きく拡げた凌さんの膨らみに手を当てる。  その瞬間、彼の股間の昂りはビクンと震え、ズボンを押し上げる。  私は膝立ちになって彼のズボンのジッパーを下ろし、腰を浮かせた凌さんのボクサーパンツごと膝下までそれをずり下ろした。  凌さんはそれをブーツごと脱ぎ捨てながら、硬く反り返った屹立を掴むとソファーに浅く座り直し、私を見つめて舌なめずりをする。  あまりにエロティックな誘いにゴクリと喉が鳴った。 (改めて見ても、やっぱり大きい)  凌さんの股間に顔を埋めると、彼の手に自分の手を重ねて怒張した屹立を握り、その下のふぐりを口に含む。  柔らかくコロコロしたふぐりを咥えて口の中でペロペロ舐めると、凌さんは恍惚とした顔で私を見下ろしている。 (気持ちいいのかな)  唾液まみれになったふぐりから口を離すと、屹立の裏筋を鈴口までねっとり舐め上げ、鈴口から溢れ出してくる雫を啜り上げてチロチロと執拗に虐めながら、窄めた指先で屹立を扱く。 「ああ……秋菜、凄く気持ちいいよ」  私の髪を撫で、そのまま耳をくすぐると、凌さんは色気を孕んだ妖艶な笑みを浮かべて薄く口を開く。  その表情がなんとも言えず淫靡で、私は彼の屹立を咥え込むと、窄めた唇を使って扱きながら舌を煩雑に動かして口の中で必死に彼を愛撫する。 「……ん、はぁ」  時折り凌さんが漏らす色っぽい溜め息が劣情を煽り、はしたなく足の狭間が再び潤っていく。  口の中を満たす彼の屹立を、喉を広げてしっかりと根元まで咥え込み、歯を立てないように気を付けながら何度も吸い上げる。 「秋菜、もう良いよ」  おそらく射精が近いのだろう。けれど私ばかりが翻弄されるのも癪なので、彼が押し留めるのも聞かず、私は執拗に彼を攻め立てる。
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