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「んん……あぁ。秋菜、本当にマズいって」
「らめ」
凌さんの制止も聞かず、窄める唇に力を入れて握り込んだ指先の速さを上げていくと、凌さんが小さく呻いて私の口の中で吐精した。
ビュクッと小刻みに震える肉棒は、数度にわたって熱を吐き出し、独特の濃い匂いが口の中に充満していく。
「ンッ」
イッてる凌さんをもっと虐めたくなって、窄めた唇に力を入れて吸い上げると、大きく彼の腰が震えた。
カクカクと震える彼の腰の動きが落ち着くと、ようやく私も彼の屹立から口を離す。
「まさか飲んでないよね」
少し青ざめた顔をする凌さんに、パッと口を開いて残滓を見せると、エロいと言いながらも慌ててティッシュを掴んで私にそれを吐き出させる。
「本当に、なにしでかすか分かんないな、秋菜は」
「気持ちよかったですか?」
あざとく首を傾げると、凌さんは困ったように笑って気持ちよかったと呟いてキスをした。
◆
二人でお風呂に移動すると、豪華なジャグジーに浸かって再び体を貪り合う。
ヒリヒリするほど乳首を捏ねられて、胸元にいくつも赤い痕を刻まれると、バスタブの縁に手をついて腰を突き出し、凌さんに後ろから激しく奥を突かれる。
「あああっ、いい、あんっ、あん……凌さんッ」
「大胆な秋菜も好きだよ」
「んぅ、んっ。ああ……んんっ」
しっとりと濡れた臀部を弄られながら、ガンガン腰を打ち付けられると、律動が生まれる度に悲鳴みたいな喘ぎ声が漏れる。
「秋菜、秋菜ッ」
「凌さ……」
最奥を突くゴリゴリした刺激に、初めて覚える快感が生まれ、蕾を可愛がられた訳でもないのに隘路が締まって腰が戦慄く。
「中でイッた?」
クスッと笑う凌さんは抽送をやめてはくれず、イキッぱなしでビクビクする隘路を剛直な屹立が何度も擦って激しく後ろから攻め立てられる。
「やっ、あひっ、やぁあああっ」
逃げたくて腰を捩ると、がっしりと捕まえられて逃れられずに足が震える。
「こら、逃げるんじゃない」
「いやっ、ダメ……もう壊れちゃう」
「壊れろよ。俺でしかイケなくなれ」
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