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モーリス・ブランショの難しさ=存在と言語
皆様ごきげんよう!!
モーリス・ブランショの『最後の人/期待 忘却』(白水社刊)を読み終えました。
しかし……うーん……難しい……い、いや……ちっともわからない……;;
『最後の人』はベースに恋愛小説があるのですが(『期待 忘却もそうですが』)、とにかく存在と言葉を巡る会話が頻出し、小説でそういうのぶっ込んでくる!? という。
『期待 忘却』そうなのですが、こちらのほうがまだわかりやすいのかもしれません。タイトルどおり、「期待」と「忘却」を小説内で語り、のみならずブランショの主著『文学空間』を援用しているのかな?
結局、日常的な言語よりも、『文学空間』のように、登場人物はおろか、読者まで日常的言語が届かない、まさに『文学空間』に彷徨うだけ……そんな小説でした。
しかも差延の概念をけっこう駆使してます。この言葉、フランスの哲学者ジャック・デリダがはじめて……だと思っていたら、どうもデリダ自身、ブランショからインスパイアされていただいちゃった節が。
とにかく現代思想には、この差延やら脱構築やら、いろいろと思想空間にありますが、その根本を作ったのがブランショかもしれないというのはなかなか興味深いくだりでした。
そうそう、『最後にして最初のアイドル』を書いた草野原々先生が、当時のTwitterで「小説の可能性の一つで箇条書きにもなるのかもしれない」って……大意ですが……って語っておられましたが、ブランショの『期待 忘却』はほぼ断章形式であり、やはり箇条書きに近いんです。
とはいえ、こういうスタイルでの文章は誰にでも書けるわけがなく、モーリス・ブランショの哲学・思想を込めたこの2in1本を折りを見て再読精読するしかないですね。
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ペコメありがとうございます!!
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未季ちゃん>昨日は西日強火でやられました;; しかし病院も最終便出してくれるとありがったかったんですが……;;
鹿砦社やSR出版会、かなり昔からジ◯ニ批判暴露本とか出していたんですよ、北公次さんが。で、ジ◯ニ関連で儲けて、出したい政治やプロレスの本を……って凄いです!
鹿砦社さんマジで恰好よすぎ! わたしもヒントをいただいた気が。お互いがんばりましょうね!
倉橋さま>小説の資料と称しても、けっこうな数買っちゃってます……あと、汚い本棚とか言われてもしょうがない雑なセレクションです>わたしが買う本
澁谷さま>なんだかそれほど暑いとは感じられなくて……でも歩いて病院から帰るとき、けっこうな汗が……💦
イオンは最近アクシーズの店舗もいれたりがんばってますね! 館内ウォーキング、5000歩でも凄いですよ!!
真哉ちゃん>乙ありがとうございます! 今日はだらだら過ごすかと思います。
読書レビュー、やっと今日の更新で上げられ(´∀`∩)↑age↑るはずです!!
クラークさんの件は気になります!!
珠🐰ちゃん>わたしは時々、いろいろな考えや記憶やらが脳内に押し寄せて強制的に考えざるをえなくなっている気がします。だからそれで大してパワーのない脳ミソが休息と糖分たりなくなって……いるのかも💦
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