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石川淳、なかなか面白いです、お勧め
皆様ごきげんよう!!
石川淳の随筆集『夷齋筆談』(富山房百科文庫刊)を読み終えました……。
が、この随筆集、前にも書いたように、随筆といっても身辺雑記のようなとっつきやすいものではなく、モンテーニュの『エセー』のようなテーマと論理展開のきちっとした考察集なのですよ。だから正直難しかったです。
いきなり漢籍や仏文学からの引用そして考察。ある程度論がまとまると「けだし」という言葉を使って要約。
澁澤龍彦さんの『偏愛的作家論』(福武文庫刊)でも石川淳についてページが割かれておりましたが、そこで引用されている箇所が本書に出てきてなんだか嬉しかったり。
あと、嬉しいといえば、本書は正漢字正仮名づかひで書かれております。
さりげなくこんな言葉が。
「そこから優秀なる不良児を出さないやうなひまつぶしのなぐさみといふものは、よく人生の娯楽たることに堪へない(中略)文明はつねに向上の意志を持つ」
(本書「娯楽について」より)
あとは絓秀実と渡辺直己の『それでも作家になりたい人のためのブックガイド』(太田出版刊)では、石川淳や吉田健一について、彼らは教養はあるけれど、小説はだめでしょう、みたいに書かれておりますが……吉田健一は不勉強でまだ読んでいないものの……石川淳は『至福千年』や『鷹』など、めちゃくちゃ面白い作品です……!
『至福千年』や『鷹』だけでも読んでみて!! と言いたいですね。
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ペコメありがとうございます!!
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真哉ちゃん>ゴロモ・モドンさんの絵、ラプンツェルのワードが反映されててよきです!! あとDM了解です!
そうなのですよね>モーリス・ブランショ>『必読書150』のリスト入り。わたしも主著『文学空間』難しかったですが、ブランショを読む前に、カフカや、リルケの『マルテの手記』は読んでおいたほうがいいかもです。あと、冗談抜きで、あの読書会のトピで、真哉ちゃんと『文学空間』の読書会、それも一冊読み終えでなく、とにかくどこでも「ここはどんな意味?」とかやりとりしたいです……!📕
未季ちゃん>ゴロモ・モドンさんは同じ馬の骨、P-MODELや平沢進のファンだったりします。イラストかわいいよね! そうそうレトロ感もあってb
出版社が漫画家さんや作家さんのメンタルを~はホントにそう思います。とくに漫画家さんはキツそうなので……。
あと、リストアップした小説の新作予定群、楽しみといってもらえてb
珠🐰ちゃん>ゴロモさん、文章のほうもなかなかでしょ!?
澁谷さま>ポップでキュート、わたしもそんな作品書いてみたいものです(だいたいそう思ってもらえないw)。少年チャンピオンはたしかに「わかる人が読む漫画雑誌」て気がします。一時期の勢いは凄かったですものね>ブラックジャック連載のころとか。
アルファポリスというか、エブリスタが使いやすいというのもあるでしょうね。
倉橋さま>ああb それは絵を描いてくれたゴロモさんが大喜びかと>ルンルン気分
ノベルアップもそういえばありましたね……!
『陰陽師』とりあえず読みたいですねー。
映画の『帝都物語』続編もよかったですね。基本、キャスティングが絶妙でした。それにしても加藤保憲役の嶋田久作さん今どうされているのでしょうね?
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