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年の瀬、会社の忘年会。
トテ子の正体?を知っているのは僕だけ。
相変わらず男性社員たちに分け隔てなく、酒を注ぎ、気を遣うでもなく、しかし、彼らの安楽と欲望の燻りを一身に集めている。
女性社員たちは、そんな彼女を口汚く罵りながらも、自分が請け負わなきゃならない筈の役割を自動的に肩代わりしてくれるトテ子を重宝してる様に感じた。
しかしトテ子は、末席からそんな様子を眺める僕に、時々あの、耳まで真っ赤な顔でじっと見つめて来る。
あの戦いは、何だったんだろう?
丹羽課長には借金と家庭不和、しのさんには失恋と、それぞれ動機があり、自殺とされた。
しのさんの時はともかく、丹羽課長の時のあのバトル、トテ子の乳首が、僕の陰茎が、2mずつ伸びて戦った、そして、お互い果てて引き分け。
あれは、単なる淫夢だったのだろうか?
そんな事を考え、あのトテ子のかわいいおっぱいと、硬く尖った乳首を思い出すと、高校時代みたいに体の芯が硬く、熱くたぎった。
そんな時、社内では冴えない眼鏡女子としての立場が定着しつつある、同期の永瀬さんが隣に腰掛けた。
僕はこの後のトテ子が誰かに抱かれる空想で、もうフル勃起が治まらない状態だったので、焦った。
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