第3話

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第3話

知ってるのよ。 だって、トテちゃんと、あなたを調べるのが、わたしの仕事だから。 たいちくん、トテちゃん好きでしょ? トテちゃんもたいちくん好きだよ。 それも、わかってるよね。 でも、たいちくんトテちゃん怖いんだ。 その直感は、正しいよ。 こないだのバトルで、トテちゃんの乳首とたいちくんのちんちん、2m伸びたでしょ? わたしたちは、そこへ誘導して、あなたたちが死ぬ様に計画してるんだよ。 あなたの性癖は分析済み。 劣情に極度に弱い。 お母さんを、正当化したいのかな? マザコンの、ロリコン。 で、ドM。 あなた、性の最終兵器なんだよ。 マヤ・アトランティス、あと、なんだっけ? 古の文明が何故滅んだか、わかる? 人間が利便に乗っ取られ、その生命力を喪った時、必ずトテ子が現れる。 もう、誰も抗えない。 滅亡を、免れないの。 わたしだってもっとセックスした、あ、やりたい事あるから、世界にはもうちょっとモ゙ッて欲しいんだよ。 世界中のシンクタンクとか利用して、調べた結果、トテちゃんと刺し違える事が出来るのは、世界でたいちくんひとりだけなんだ。 お願い、彼女と「ベッドイン」して、ふたりの命と引き換えに、人類を守って。 あら、でもあなた、なんだかかわいいわね。 近くで見ると。 死ぬ前に、おねえさんといけない恋してみない?
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