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しかし、弥生ちゃんとはうまく行かなかった。
もう偽る会社もなくなり、サラシを外した彼女は巨乳で、世界中の男が生殖機能を失った今となっては、無用の長物だった。
長年トテ子の微乳を愛で想像し、一度だけ見た僕は、すっかり巨乳がダメになっていたのである。
弥生ちゃんは苛立った。
せっかく悔いが残るセックスライフの充足にてきめんな、ただひとり性欲を残した僕と全裸で対峙しても、そのグラマラスさ故に拒絶される。
どうしても、入らないのである。
僕も彼女に悪かった。
色々工夫してくれた。
いじらしかった。
だから、「僕以外なら、誰もが夢中になるのに」
と慰めた。
彼女は激怒した。
「馬鹿にしないでよ、馬鹿に、しないで」
泣いちゃった。
そんな時、突然トテ子が現れた。
全裸のふたりの前に。
弥生ちゃんが危ない。
トテ子の目は、変に潤んでいた。
そして、彼女も全裸、僕に尻を向けて、小刻みに振る。
ああ、まずい。
瞬く間に、僕の陰茎は、そこへ向かって伸びていく。
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