第7話

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第7話

と、その時、待て 課長が弥生を制した。 沢本、聞いてくれ、とファイティングポーズを解く。 俺はお前と肌を合わせて、胸筋をえぐられ、少し痛かった。 お前がEカップだと知らなかった事は謝る。 知っていたら、こんなことにはならなかった。 実は、妻とは、子供が生まれてから、仮面なんだ。 妻もEカップだが、どうも筋肉が好きじゃないみたくてさ、産後からもう5年、拒まれてる。 だからトテ子ともあやまちを犯しそうになったが、Bカップでは俺には無理だった。 妻に拒まれてる心理的なショックなのか、ずっと勃たなかった。 それが、ホラ、見てくれ。 腰を前に突き出す。 フル勃起だ。 明美のおっぱいが停止。 ジュワー、ジーンズ越しに伝う汁。 ふたり、駆け寄り手を取り、横に並んで座り肩を抱き 大丈夫?痛くなかった? 沢本こそ。 あなた、力入れなかったじゃない。 優しいきんにく、だいすき。 結婚しよう、妻とは明日、離婚する。 うん。 ええ話やないかい、って、なんだこりゃ。
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