2人が本棚に入れています
本棚に追加
/23ページ
中学三年生になったばかりの悟には公立中学生に共通する悩みがあった。
高等学校受験なのだ。
悟には学力はあったが彼の理想は高く、公立の上位校を受験しようとしていたのであった。
そんなことで今日も学校で授業をした。黒山は異星人だが同級生なのだ。
これが悟には不思議だが当たり前のことなのだ。
「上司に公立に進学しろと言われているの」黒山は言った。放課後の教室で悟は黒山と話していた。そこに康之が来て三人で話した。
黒山がいるから地球の平和は保たれているのかもしれない、と悟は考えていた。
「オレも公立校受験するよ」悟は言ったのだ。
黒山は女子中学三年生だが異星の軍人を仕事にしている。
「無理するなよ」
黒山は言い教室の机の上に座った。
最初のコメントを投稿しよう!