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翌日目覚めると悟は思い出した。黒山は彼の彼女なのであった。
「いいことだな」と一人でつぶやいた。
「どうしたんだよ」彼の父親は言った。
「何でもないよ」
「何かいいことがあったな」
「何でもないよ」
「そうか?」
「そうだよ」
「まあいいか」
朝食を終えて悟は登校してその途中に康之に会った。
「おう」悟は声をかけた。
「悟か」
「黒山はオレの彼女なのか?」
「当たり前だろ」
「そうかい」
「基地に行っただろ」
「どうして知っているの?」
「黒山が話していたよ」康之は言った。
学校に到着した。校舎内の階段を上って教室に入った。
そこに猿がいた。
「猿型の異星人か?」
悟は言った。
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