蛇型第6話

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 翌日目覚めると悟は思い出した。黒山は彼の彼女なのであった。 「いいことだな」と一人でつぶやいた。 「どうしたんだよ」彼の父親は言った。 「何でもないよ」 「何かいいことがあったな」 「何でもないよ」 「そうか?」 「そうだよ」 「まあいいか」  朝食を終えて悟は登校してその途中に康之に会った。 「おう」悟は声をかけた。 「悟か」 「黒山はオレの彼女なのか?」 「当たり前だろ」 「そうかい」 「基地に行っただろ」 「どうして知っているの?」 「黒山が話していたよ」康之は言った。  学校に到着した。校舎内の階段を上って教室に入った。  そこに猿がいた。 「猿型の異星人か?」  悟は言った。
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