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『the』という英語は『ザ』と発音するが母音の前に来ると『ジ』と発音するという決まりがあった。
悟はそれだけでも楽しくて面白かった。英語の勉強はためになった。日常生活に役立つのだ。
関係ないと思われがちだが学校の勉強は生活に役立つものだった。
英語の授業はあっという間に終わった。
昼休みに給食して皆で楽しんでいるとクラス担任が来て昼食しはじめた。
「先生が食べている」と誰かが言った。
「先生も人間だから食べるよ」
「先生も人間?」男子の一人はふざけて言った。
「失礼だ」女子の何人かは声をそろえて言った。
「先生も食事するのは当たり前だ」康之は言って、その場は収まった。
「このぶりうまいな」悟は言ったのであった。
「うまいぶりだな」康之は答えた。
「オレは魚は好きだな」
「オレも好きだ」
そんなことをしているうちに食べ終わり、悟たちは体育館に行くことにした。職員室に来て、体育館の鍵を教師に許可を得て持ち、体育館の扉を開けた。
すると体育館の中に猿がいた。
「猿型の異星人か?」悟たちは七人いたが、猿たちは十匹くらいいるようだった。
「やられたいか?」猿の中の一匹は言うので、悟たちは体育館の外に逃げた。
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