10. 互いの気持ち ☆
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残念ながらその逆だった。横峯は高大を撫でていた手でその口もとに触れた。 「こんなのされたら、入れたくなっちゃうから」 横峯がつぶやくと、高大はニコッと笑って「いれて」と言うので、横峯の理性は焼き切れた。 無理矢理クッションから身を起こすと、横峯は高大を堪能した。 幸せそうに高大が笑うから、横峯は高大の顔中を撫で回して、笑った。 相手の幸せそうな顔を見るのが、幸せだとわかった。
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