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「ゔっ…!ゴホ!ゴホ!貴様あー!!」
怒った野郎に俺は胸を強く踏み付けられた。
「…っ…!」
苦しい。
声は出すことは勿論、呼吸もままならねー。
俺は力の入らない両手で足を退かそうとしたが、ビクともしねー。
他の連中もニヤニヤと笑って俺の顔を見下ろしている。
「このまま本当に殺すぞ」
踏み付ける力が強くなり、俺が苦悶に悶えて顔を歪ませた時。
脱衣所から撮影していた先輩が何かを手に、俺を踏み付けている奴に差し出した。
「こいつには後でじっくりとお仕置きしとく。だから、殺すな。射精されるのが嫌ならコレを着けてヤれ」
先輩の差し出した物…それは射精を止めるコックリングだった。
通常はサオの根本に装着する。
ただし、30分以上、着けたままだと不能になるので注意だ。
俺は涙で、この時点ではコックリングだと気付かなかったが。
野郎はニタァと笑って受け取ると、足をようやく退かす。
「ハア…ハア…ハア…んあ…っ?!」
サオの根本にコックリングを着けられ、俺はその時になって、それがようやくコックリングだと理解した。
と、同時に新たな恐怖を感じる。
このまま外されなかったら…。
だが、その時先輩が又しても言った。
「不能にはさせるなよ。サオを病院で切り落とす時に俺達の足がつく」
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