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聞き慣れない単語に俺は無意識に足を閉じようとして、ケツがグイッ!と跳ね上がるのを感じた。
「んあっ?!」
「ブジーは、人体のあちこちで使用出来る拡張機だ。当分はその無様な格好で居るんだな」
先輩はそう言うと、まだ傷付いていなかった俺の背中に覆い被さるようにキスマをつけ始めた。
チクッ!
チクッ!
背中中をあちこち痛みが走る。
ジワッとした甘い痺れを伴うそれは無理矢理つけてくる先輩によってである為、俺は抗う事は許されねー。
「ああああ…っ!」
俺は悲鳴とも喘ぎとも取れねー声を上げた。
最もケツの違和感に、甘美に浸れる訳でもなく、俺は何度か足を閉じようとして、グイッ!とその度に体が拒絶反応を示した。
「良いぞ、保。もっと啼け。もっとだ」
先輩の吐息が背中に掛かって、俺は命令に従うように声を上げる。
「ああああああああーーーー…っ!!」
どれくらいの時間、そうされてたのか?
やがて、先輩はキスマをつけるのを止めると、俺の肛門に挿れてたブジーを取り出す。
「ハア…ハア…ハア…あんっ?!」
先輩は俺の両足の間に移動すると、両手で俺の左右それぞれの足の付け根を乱暴に持ち上げた。
「流石、医療機関でも使っているだけある。肛門は充分に拡張されたようだな」
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