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──なっ、わけあるかぁぁぁーい!!──
「いやいやいや、お父様、お母様それは誤解ですっっ!! 違いますっっ。何もたぶらかしてはいませんっっって!!」
──私真面目な優良少女です……あはっ、嘘ついちゃった!! 優良少女って!! いろいろ娘さんには教えはしましたけどっっ──
「そうよ。お父さん、お母さん!! この人は私の大切なお友達なのよっっっ!! ボンと私を大切にしてくれてるわぁぁ」
泣き出す女。
「そうですっっ!! 大切に娘さんをお預かりしておりますっっ……これからも一生大切に幸せにしますっっっ!」
──って、おいっっっ!!! 今、なんつったぁぁ? お友達っっ?? いつからお友達っっっ?? そして私! 一生なんつった!! 一生幸せにしますってなんだぁぁ! 私はこの女を娶るつもりかぁぁぁ──
勢いで言ったが、私は友達認定されましたぁぁぁ
「何がおともだちっっっ……うんっ??」
今までのポルターガイスト現象で私のスマホがご両親の目の前に落ちてるっっ!!
「あなた……これっ」
「なんだお前こんな笑顔でっっ」
ご両親にはこの女が笑顔に見えるらしい。どう見たって怖いんですけどぉぉっっ!! これ絶対心霊特集ナンバーワンなんだがぁぁぁっっ。
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