桜の木の下で恋をして

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1・同じクラスの新一くん 私の名前は、近藤あやな14歳まだ私は中学校2年生だが同じクラスの新一くんに気を取られている。 「授業中も気になっているし恋でもしているのかな?」 私は一瞬だけどそう思った。 「いや!あんな奴に私は恋することすら出来ないし!」 「てか!そもそも恋したことなんて1回もないし!」 私はそう思った。 「だから!恋愛なんてしてないんだから!」 その時だった。 「何でだろう?体が熱くなってる。」 私は自分の体の異変に気がついた。 「もしかして!私、新一くんのことが好きなの!?」 そう思った瞬間私の体はもっと熱くなっているのを感じた。 その時だった。 「ガタッン!」と机の音がした。 私はびっくりして、「何してるの!?」と大声を上げた。 私はゆっくり顔を上げて相手の顔を見た。 机に思いっきりぶつかったのは、新一くんだった。 私は信じられなくなった途端に猛烈に体が熱くなったのをよく感じる。そして、新一くんに声をかけられた。 「大丈夫か?怪我してないか?」と声をかけられた。 「大、、、大丈夫。気にしないでいいよ。」と私は新一くんくんにひと声かけた。 恥ずかしかった。 私は少しだけ顔が赤くなっていた。 「本当に大丈夫か?、、、熱ないか?」と新一くんにまた心配された。 「本当に大丈夫だから!気にしないでよ、、、。」私は少し強い口調で新一くんに八つ当たりをしてしまった。 八つ当たりをしてしまった私に対して新一くんは優しく私のことを優しく包み込んでくれるような甘酸っぱい匂いがした。 新一くんは、私にこう問いかけてくれた。 「本当に大丈夫か?少しふらついているけど。」と言ってくれた。 私はその時に気がついた。 自分の体がコントロールできていないことに今更だけど気がついた。 「え、、、。」 私はびっくりしすぎて言葉が出てこなかった。 その時だった。 「ガタッン!!」 私は、意識を失ったのか椅子から倒れ落ちてしまった。 それでも、新一くんは私の体を支えてくれた。 気のせいかもしれないけれど新一くんがこんな言葉を私に問いかけてくれているように感じた。 「大丈夫だ俺のことは心配するなお前のことは俺が守ってやるからな!」と言う声 が聞こえてきた気がする? 「うっ、、、ん、、、。」 私は意識を取り戻したのだ。 私はいつの間にか保健室にいた。 隣で新一くんが私のことを見守ってくれていたのだ。 「近藤大丈夫か?でも良かった意識が戻って本当に良かった!」 新一くんは保健室にいた先生よりもとても喜んでくれた。 私は新一くんに「ありがとう。」と言ってから私は新一くんにこう質問した。 「新一くん、、、。名字は何?」と新一くんに質問をした。 新一くんは私の質問に丁寧に答えてくれた。 「俺の名字は、、、。井上、、、。井上新一だよろしくな、、、近藤。」と少し照れくさそうな声で私に名字を教えてくれた。 「井上新一、、、かぁ、、、。」と私は心のなかでそう思った。 「いい名前だね、、、。素敵な名前でもあるけど、、、。」と新一くんに言った。 新一くんは照れくさそうにこういった。 「おっ、、、おう、、、ありがとな。」 私も少し照れくさくなった。 「新一くんってこんなに優しいんだ、、、。」と同じクラスになって初めて思った。 「で?教室に戻れそうなのか?」 「うん、、、。教室に戻れる気がする。」 「そうか。肩、、、かしてやるよ。」 「え、、、。あ、、、ありがとう。」 「気にすんな。お前のことは俺が守るって約束だろ。」 「そうなの?でも、ありがとう。」 「お礼なんていらねぇよ。お前が意識を取り戻してくれただけで俺は嬉しんだ               よ。」 「新一くん、、、。」 「さぁ!教室に戻ろう!」 「うん!」 その時、私は初めて気がついた。 新一くんのことが、、、好きだってことを。
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