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古典インク(とちょっとだけデトックス)
『ヤンデレ辺境伯』(未公開)を書いていて↓
興味が湧いた古典インク(没食子インク)。
※没食子(虫瘤)インク
https://www.makotoshibusawa.com/medieval-history/2022/03/04/149(澁澤まこと Official Website)より
この古典インク、鉄+タンニンで作れると言うことで子供達と作りました。(お兄ちゃんずの自由研究として)
今回はワイン、ブドウジュース、紅茶、ほうじ茶、生アーモンド、ツユクサ、ナンテン、ヨウシュヤマゴボウ、桐、ハヤトウリ、ツワブキ、アジサイ、サルトリイバラ、シダ、柿の葉、柿の実、コーヒーの全17種類の古典インクを作りました!
ワイン、ジュース、お茶系、アーモンド、柿の実、コーヒー、以外は皆葉っぱをすり鉢ですりつぶして精製水でかさ増しした草の汁を使いました。(作業中はとにかく青くさかった!😂)
そうしてできたさまざまな汁(笑)に鉄錆を混ぜて作った古典インク。
1番上に貼り付けた『ヤンデレ辺境伯』の本文画像にもありますように、かつては虫瘤(没食子)を使ったらしいです。
鉄を効率的に錆びさせる(酸化させる)ために酸を使用することもあるそうで、私が見たサイトには塩酸を使うと良いと書いてあったのですが、ニオイさえ気にしなければお酢でも代用出来るとも。←我が家は錆びた鉄を水につけておいて、鉄錆水を用意しました💦
↓描いてすぐより時間経過と共に酸化して色が濃くなるらしく。
上段は線を引いてすぐ、下段はそこから10分後です。
ワインと葡萄ジュースはインクに使われていただけあって黒っぽい色になりました!
私、小説を書く時に調べ物をしていて気になったこと、こんな風に実際にやってみることが時折あります(笑)。
今回は夏休みということもあって、子どもたちの自由研究にいいじゃん!ってことで一石二鳥でした٩(ˊᗜˋ*)و
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【おまけ】
長女が、兄たちの実験結果を見て、発色の良かったインクを選んで描いた草花の絵が綺麗なので見て❤️
長女はやはり絵が上手いと思うのです(親バカ)。
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※前頁の件。悪意の有無に関わらず、〝気持ち悪い〟という言葉の破壊力は絶大で…その言葉を投げかけられた時、結構しんどいなと思いました。気持ち悪い要素を抜いた『とり服』https://estar.jp/novels/25993212、もっとたくさんの皆さんに楽しんで頂けるかな🥲 そうだといいな。
(2024/08/21)
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