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「わかりました。私をその場所に案内させてください」
とキリナは目をキリリとさせて言う。
「ありがとう君ならやってくれると思ってたよ」
そしてそしてーーー
「ここをお願いねロベルト」
「うん気をつけて行っておいで」
ロベとキリナはしばしの別れの挨拶を交わす。
「はいや!」
ノフィンは馬を走らせた。
(こんなの見たらチイチイは嫉妬するだろうな…美しき僕ってば罪…)
ノフィンは心の中で悦に浸る。
そしてそしてスイーツ城周辺の街。
猫が轢かれたとされる現場にやって来た。
「ここのはずなんだ。あの猫が生きてるかどうか確かめて欲しい。霊視出来るかい?」
「やってみます」
キリナは気を集中させてその猫の霊視を始めた。
ノフィンは心の中で(猫無事でいてくれ頼む!)と祈った。
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