1人が本棚に入れています
本棚に追加
翌日翌日ーーー
イーダはいつも通りスイーツ城まで出社する。
するとすると隊員達がイーダをジト目で見ている。
「みんなおはよう」とイーダは挨拶するがみんなは無視して去っていく。
「どうしたどうした?」
とイーダは思うがあることに気がついた。
掲示板に『猫が轢かれたのにそのまま素通りした男イーダ!なんて酷い男!』
とデカデカと書かれていた。
「な、なんだよこれは……誰が広めた誰が広めた!?」
そんな時チイチイがやって来る。
「イーダどうしたんや大きな声出して」
するとイーダがチイチイの肩を掴み「チイチイママあれだけ公言するなと言ったのに!」と思いきり揺する。
「ちょっとなんやねん落ち着きぃや!」
とチイチイは言う。
「チイチイママイーダったら猫ちゃんを見捨てたんですよ酷いと思いません!?」
とくるみんが言い出す。
「本当に、そんな事するとは思わなかった…イーダなら助けると思ったのに……」
「酷い男だなお前は……」
明日香やトーマまで白い目で見る。
「違うよあれは仕方なかったんだよ!」
イーダは慌てて弁明。
「でもでも酷いですよぉ…猫ちゃんが……」
シュカシュカまでハンカチで涙を拭い嗚咽する。
「馬鹿馬鹿しい…」
しかししかしそんな所で思わぬ人物がイーダに助け舟を出す。
それは誰だろうか?
最初のコメントを投稿しよう!