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事故現場に向かうが猫はいなかった。
「本当にこの辺りなんだろうね?」
「あれ?猫がいないや……」
イーノフィは轢かれた猫の現場に来るが例の猫はいなかった。
「でも正直心配だ…あの猫はもう死んでる事でしょう……」
「しかし血痕もないと言う事は生きているはずだよきっと」
ノフィンは励ますがイーダはまだ気が晴れないようでいた。
「いやわかりませんよ!猫は苦しんでいて自力でそこを抜け出すなんてできなかったはずだ。あぁ僕があの時助けてれば……」
イーダは頭を抱え悩みまくった。
「イーダ君落ち着きたまえ。ならばならば、本当の所どうなのか確かめてみよう」
「確かめるって執事長霊感あるんですか?」
「無いけど霊感のある子を知ってるのさ」
とノフィンはウィンクする。
そしてそしてスイーツ城ーーー
「ノフィンどこ行くん?」
馬小屋を掃除していたチイチイがノフィンをみかける。
「うんちょっとね。セイントホースを借りるよ」
そしてノフィンは白馬に乗り言った。
「イーダ君は今も自分を責め続けている。彼を元気づけられるのは君だけだ。彼の事、頼んだよ」
「うんわかった」
そしてノフィンは馬を走らせた。
イーダは嫌がらせを受けている。
「うらうらぁ!!」
「やめてやめて!」
そんな時チイチイが「やめんかい!!」と怒鳴った。
「やばいチイチイママだ!」
執事達は逃げ出した。
「チイチイママ……僕は執事隊を出ます……」
イーダはこう言い出した。
「でも行く当てはあるん?」
「無いです……でも僕が死んだらきっとみんなは喜ぶでしょう」
イーダはズゥンとさせて言っている。
「イーダ、今ノフィンがなんとかしてくれとるとこや。やからやから死ぬ事だけはやめな。まだ若いんやし…」
チイチイはとにかくイーダを励ましまくった。
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