川上博士の発明

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 しかし意外な闖入者のせいで、せっかく延びた寿命のロウソクも今まさに燃え尽きようとしていた。  最期の瞬間、博士は薄れゆく意識の中でこんなことを考えた。 「……こんなことなら、研究所の防犯にも金をかけておくべきだったな……」
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