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そのままTシャツを脱がされて、私の裸の胸があらわになった。本当は大聖堂で挙式をあげてから、初夜を迎えるはずだった私たちだ。やり直したいのか、ただひたすら結ばれたいのか、よく分からない。
ただただ、彼の胸に飛び込みたかった。
彼はゆっくりと私の首筋にキスをしながら私の胸を揉んだ。初夜の夜にネグリジェを脱がされて王子の前にその裸身を初めてあらわす花嫁と同じ状態だ。そのまま優しく抱き抱えられて、ベッドに運ばれた。
彼の瞳はキラキラとして、頬を赤らめて私を見つめていた。この世界にいてもヒューはヒュー王子だった。
ベッドに寝かされ、優しく髪を撫でられ、彼の唇が私の胸に降りてきた。彼の舌が私の胸のいただきを弾いて私は悶えた。私は身をよじってシーツを握りしめた。手と舌で刺激を与えられ、私は甘い嬌声をあげてしまう。大好きだった人に愛撫されて訳が分からないほど頭が真っ白になった。
ヴァイオレット、愛している……
あぁっあぁっんっあぁっん
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