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結ばれようというお互いの気持ちが交錯して、私たちは夢中で相手を求めあった。指が2本入り、私は快感に溺れた。気づけば私は3本目を受け入れていた。
「入れても大丈夫かな?」
ヒューに聞かれた時、わからないと思ったけれど、私はヒューと一つになりたくてたまらなかった。ヒューが欲しかった。ただ、王子と結ばれるということは何を意味しているのか知っていた。
「入れて……」
私はささやいた。
私の揺れて悶える胸をヒューはたまらないと言った表情で見つめていた。
「いい?君に入れたい。一つになりたい。でも、今日は痛いかもしれない」
私は首を縦に振ってヒューを抱き寄せた。
「いいの。覚悟している」
そして、ゆっくりゆっくりとヒューを私は迎え入れた。ヒューの腕の中で私はとんでもないものが体に侵入してくる感覚を抑え込んだ。息を飲んで喘いだ。何度も何度もキスをしながら少しずつ受け入れた。最後は叫んだ。
あぁっ……んっ…あぁっ……んっ
あぁっ……!
すぐ目の前にヒューの瞳と唇があった。私たちは少し泣いて初めての感覚に喘いだ。
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