第七話 ナナ... 慰霊の森の二つの記憶...

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第七話 ナナ... 慰霊の森の二つの記憶...

この記憶は...5月に一回書いて...アップロードしようとしたら、パソコンがフリーズして...全部消えた... 今再度...書いてる...全部消えたのは...なぜ? ... 何故 今...7月に? ... これは偶然より...必然だったのかも...? 慰霊の森の...事故は...全日空機雫石衝突事故...昭和46年7月30日...死者162名... やっと...書ける... また 書いてデータ吹っ飛んだら...? この話は...お蔵入りだ... この話は..7月に書かないとダメなんだ... 5月じゃダメなんだ... やっと..書ける...ココからが本編に... ツ...ナ..ガ..る... この話は...俺がホテルマン時代の話だ...ホテルマン時代の話は色々あるが... 先ずは...このエピソードからだ... ホテルマンの時は早番、遅番...一週間..休み無し...等...かなりハードだった... 7月の末...三つの結婚式の掛け持ち...ドンデン連チャン... ドンデンとは次の結婚式の為の片付けを...ドンデンと言ってた... 最後の結婚式終わって...片付けしてると...ご苦労さん...明日は休み取ってもいいから...て直々に社長に言われた... ラッキー♪ 明日休みなら久々に...大通りに飲みに出るか...そう思いながら片付けする... さー今晩は飲むぞ〜て大通りに出る...時間はPM7時ちょっと前...いつものスナックに行こうか?新規開拓しようか?って大通り歩く... ちょっと お兄さん...ドライブ行かない?って声が聞こえた...逆ナン? 振り返る...  レパード? え??... 振り向いた先に...  ん??? あれ?? ってお互い目が点になる... あれ?先日ナンパしてきたお兄さんじゃない?今日は一人? そう...先々週...会社サボって...同僚のケンちゃんと会社のワンボックスでナンパした時の二人組の娘... もちろん...ダサいって笑い飛ばされて...失敗した... ねぇ...これから何処にって聞くから...飲みにって答える... アルコール買って、後ろで飲めば良いじゃん♪って言う... ん〜まだ7時台だし...そうするかって...ビールの自販機探す...その間、ドーナツでも買ってきてって...助手席の娘にお金渡す... 自販機で缶ビール買って、合流...彼女たちは美味しそうにドーナツを食べながら...ありがとうって言う...俺はビールと一緒に買ってきたジュース渡す... すらっと背の高い娘は奈々ちゃん、背の低い可愛い娘はミナちゃんて言うらしい...さぁ出発...て走り出すと...この噴水に冬場、飛び込んだ人がいる...て言う... 俺だ...  まさに ソレは俺... あの夜は酔ってたけど...あの噴水に引っ張られたんだ...いや...あの噴水の横に座ってた...影に... 流石に自白したら...?って思い...馬鹿なヤツだねって笑い飛ばし...話題を変える...  この車 レパードだよね?それも4枚ドア...渋いって褒めたら... 本当は...セブンが欲しかった... RX-7? って聞くと...そうって言う... そんな話しながら自己紹介して、後ろで二本目の缶ビール飲みながら...レパードは走る...段々郊外に... 郊外?まードライブだから...けど...?郊外? 変な想像して胸が高まる... 期待も膨らむ...他も...膨らむ... 広い駐車場に着く...車はその駐車場抜けて...山道に進む... もう...何もかも...膨らんできた...爆発寸前だ... 砂利道を走って...車がUターン出来そうな場所につく... ごめん...もう我慢の限界...って俺は車停めてもらい...外へ... 真っ暗だ... 急いで林の方に向かって...用をたす... ふぅ...って思った時...レパードが走り出す... え??  マジ?  レパードはテールランプ光らせて走って行った... まーいずれ戻ってくるだろ?って考えながらポケットからウェットテッシュ出して手を拭き...あーウェットテッシュとポケットテッシュはホテルマンの身だしなみって...ポケットに入れてタバコ出して...火をつける... 星出てると綺麗だろうな...て思いながらタバコ吸ってると...ヘッドライトが見える... レパードが到着... 怖かったでしょ? って言う... いや別に...暗がりの森の中には慣れてるから...て言うと...つまらないって... 帰り道...実は...大きな飛行機事故があった場所で...心霊スポットの事...その話、聞いて少し怖くなった... レパードは走り...大通りに着く...時間は9時過ぎ...彼女達に別れを告げ...いつものスナックに向かった... ん?? え??  そうだっけ? いや...違う...なんだこのハッピーエンドの記憶は...? いや...違う...絶対違う...『黒い...』世界に俺を置いて走り出したレパードは...ヘッドライトじゃなく...テールランプで向かって来たんだ... あの時何が...オキタ...? そうだ...タバコに火を付けようとした瞬間に...ピカーっと閃光が走ったんだ...雷とは違う眩いばかりの閃光... その時... 嫌な風が吹く...林の下からザワザワ..と何かが上がって来る... それも大量な数...黒い何かが... ヤバ...って思い..咥えて火をつける前のタバコが落ちる... その時...テールランプが近づく... 早く乗って... って奈々ちゃんが叫ぶ...乗り込む...テール振りながらレパードは走り出す... リヤトランクの辺りからバンバン音がする...静かになる...大丈夫かと一安心する... 奈々ちゃん達が言うには...驚かそうと車走り出したら...後ろから凄い光が.光って.. その時...  モドレ... って聞こえ... ギアをリバースに入れて戻ったの事... 俺には声の主は何となくわかった... で、あの場所の話聞きながら...大通りに到着...彼女達に別れを告げて飲み直そうと...手を振る... ん?  え?? 酔ってる? 走り去るレパードの後席に人影が見えた... 多分...目の錯覚だろうといつものスナックに向かった... 次の日は二日酔いだったのは...いつものこと... この日の事はハッピエンドの方を覚えていて...だんだん忘れていった... 秋になった...実家の都合で、急に帰らないとならなくなり...ホテルを退社した... 社長、社長の奥さん、娘さんから引き止められたが...家庭の事情... もし...またこっちに来れたらまた働いてねって言われた...ありがたかった... 地元に戻って 秋が深まると...不意に..『黒い...味噌の』じゃじゃ麺が食べたくなる... 地元には無い...無ければ...無性に食べたくなる...朝一で、じゃじゃ麺食べに車走らせる...到着...じゃじゃ麺を堪能する... 食欲を満たすと...思い出した...あの場所...日中はどんなだろ? そう...慰霊の森... ロードマップ買って向かう... 駐車場に到着... ん?? 駐車場の端の草むらに一台の車が見える... ん? レパード...? なぜ? 近づく...埃まみれの車はレパードだった...フロントに張り紙... 至急、移動を...ってなんとなく読める...日付の所は透明なテープのおかげ?かハッキリ読める...あの日の次の日だ...  何故? 嫌な感じがした... その時...走り去るレパードの後席の影...の記憶が蘇る... まさか... と思いリアガラスの埃を拭き中を見る...あの日飲んだビールの空き缶が転がってた...やっぱり奈々ちゃんの車だ...  ん?フロントシートの上に紙がある? フロントガラスの埃も拭く... ユウスケさん  ありがと... って書いてある...間違いない...奈々ちゃんのレパードだ...確信した...ここからあの影に連れて行かれた?色々、思考が... 目から流れ出す...あの時...追いかけておけば...なんて考えると...後悔で一杯だった... 流れ出す...涙を拭きながら...地元に帰る... その夜は目を腫らしながらヤケ酒してた... その時...聞こえた... やっと思い出したんだな...ユウスケ...思い出して...涙流して...後悔してるんなら...教えてやるかって... え?? いつもは夢なのに...って思ったら... 酒飲んで...フワフワしてるだろ?って...そんな精神状態ならば直接言葉が届くって...そして話を続けた... あの日...彼女達に モドレ... って言ったら声が届いた...そして戻ってユウスケ...お前を乗せる為、戻ったんだよな...彼女たちは...ある意味...お前の恩人だよな...って笑う... 笑う事かって思ったが...黙って聞いてた... 彼女達が モドレって聞けた事で...認識してしまった...認識してしまった事で...アレが車に乗ってしまった...ユウスケも見たよな...あのカゲを... あのカゲは...あの後...あの森に誘導したんだ.. 女たちはブルブル震えながら...あのカゲの言われるままに...戻っていった... そこでオレは...お前の恩人達に伝えたんだ... ユウスケから頼まれてきた... このまま運転して駐車場に着いたら...貴重品だけ持って...車をロックして逃げろって... この車は...もうこのヤツに目をつけられて...もう乗れない...もし...乗ってると...必ず事故る...諦めろ... そして...日中に来てナンバー外して...必要な物を取って... アキラメロ...って伝えたんだ..彼女達は半ベソ状態で頷くと...駐車場に着く.. 彼女達は ウンウンって泣きながら...頷いた... 行動に移す...走る... 運良く...駐車場に長距離トラックが休憩中... 乗せて下さい...交渉成立... 無事...彼女達は帰宅... 翌日...大事な物持って行き、ナンバー外した...って そっか...彼女達...無事だったんだ...って思ったら違う涙が出てきた... ところで...ユウスケ...なんで記憶が二つあるんだ?って言う... 俺にもわからん... 何故? ハッピーエンドとバッドエンド...結局バッドエンドもハッピエンドになったけど... その時 あの薄い影が...覚醒したか...って... カクセイ...? オマエ...無意識に記憶...創造して...彼女達の記憶を...カキカ..って言った様な気がしたけど...酔った...俺は...眠りにオチタ... 七月七日...あと23日...事故に遭った大量の犠牲者の皆様が...今は成仏して...新しい命...で新しい人生を...って思う... で? 彼女達って...オマエの声...聞けて...ニンシキしたんだよな...? これからも霊と遭遇するん? この記憶... 書いてる時に思ってたら... 彼女達のアノ... 記憶は... 全て... クッタ...って... クッタ...って... ? 今日は七月七日… 面白半分で心霊スポットには行ってはならない… ※挿絵は後で載せます… やっとナナ話 書けた…
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