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ノーナもまたノロのクラスメイトの一人でお友達の優美と話していた。
「ポーネやカマン先輩はいつも怒るしナリ坊先輩はおなら臭いし嫌になるわよ」
「お疲れ様だねノーナちゃん」
優美は苦笑いしながら話を聞いてあげてる。
するとヌッとノロが無言で現れる。
「ひゃっびっくりした!」
「なんなのなんなの?」
ノーナと優美はビックリする。
「クックック面白いね……」
ノロはボソッと言う。
「え……」
ノーナと優美の両方に縦線が入る。
「もっと聞かせてよノーナさんのメイド隊の事……」
とノロは聞き出す。
(興味を持ってくれたのかな?)
ノーナはちょっと戸惑いつつメイド隊の事を話しだす。
チイチイが時々暴走し周囲を破壊しだす事。時々トーマがノーナに実験体をせがむ事。ノフィンが女に甘くよく騙される事。
それを聞くと楽しそうに「ククク…」と笑う。
(なんだか知らないけど楽しそう?)と優美は思う。
しかししかし「こんな私にも頼りになる先輩がいてね。シュカシュカ先輩なんだけど……」と話しだすとノロを覆う陰の線が濃くなった。
「え……」と優美は戸惑いを見せる。
「シュカシュカ先輩は本当に良い先輩でさ「もういい…」
ノロはスッと立ち上がり自分の席に戻る。
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