助けに来た誰か

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不良達は声がした方を向く。 それはそれは長い銀髪の青年だった。 「なんだなんだお前は!?」 「僕は白馬の騎士ノフィン。二人の少女を離すんだ」 ノフィンが言った。 「そう言ってられるかな俺達には人質がいるこいつらがどうなっても良いのかな!?」 するとノフィンは薔薇を飛ばす。 その先端は男達の手に当たった。 「痛い痛い!」 不良達は思わず手を離しノロとマイミは介抱される。 「助けて助けて!」 「君達は後ろに下がるんだ」 ノフィンは少女達を下がらせる。 「かっこつけやがってこのヤサ男め!」 不良達はノフィンに襲いかかる。 ノフィンは細身の剣を振るい弧を描く。 するとすると不良達の服は破ける。 「きゃあぁ恥ずかしいー!」 不良達は逃げ出した。 「ありがとうお兄さん!」 マイミは言う。 ノフィンは細身の剣を仕舞い言った。 「どうしたんだ危険じゃないか二人とはいえ女の子がこんな夜中に出歩いちゃ」 と。 「私のせいなの…」とノロ。 「そんな事ないよそんな事ないよ!」マイミはノロを庇う。 「深い事情があるようだね。僕に話して見てくれないか?」 ノフィンは少女達に目線を合わせて言った。
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