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「私は霊媒師。由緒正しき血筋の霊媒師。すぐ分かる。存在が……。そして何気に買い物していると最近やたらめったら強い存在を確認する……それがこのマンション……。最近ここを通る度……」
目の前を黒い猫が横切った。カラスが鳴いた。眼鏡が割れた。
「おぞましい……あの部屋から感じる……ただならぬ気配!!」
私は部屋を見上げた。そして悲鳴が度々聞こえる! これは一大事!?
「私が行って徐霊せねば……由緒正しい霊媒師の名にかけて!」
私は血相変えてこのただならぬ気配のマンションの一室、部屋番号を押した。
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