7.音楽を聴きながら書くのはマズい

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7.音楽を聴きながら書くのはマズい

 と知ったのはごく最近。私としては「音楽にインスピレーションを得ている」と考えていて、実際に筆が進むのは音楽に没頭しているときだ。  だが私のような人間は、音楽を聴くと解離するのだという。  別次元にいるような気がしていたのはそのためか。気がついたら朝まで執筆していたのは解離していたからなのか。    現実生活でも記憶と音楽が結びついていて、例えば10年ぶりに何らかの音楽を聴いたときに記憶が蘇ることがある。別のパターンとして、ライブ中にボーっとしてしまうことも。  この「音楽と解離」が創作に与える問題点は、自分の世界に没頭するあまり、作品の内容が第三者に伝わりにくくなるということ。  自分には見えてる世界があって、その世界の流れに追いつくため必死に書くのだけど、それではその世界を知らない人には伝わらない。  多分、地球に住んでいる人に月の裏面から手紙を送っているような感じ。「今〜だよね」と言われても、見えてる世界が違うから、何の話かわからないという。    音楽聴いてるときはおとなしくしていよう。    それはそうと、こんな雑なエッセイを読んでいただきありがとうございます。小説と違ってプロットがないため、話が飛んだり重複したりしてるのに。
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