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華純「見つけた♡」
弘宣「…へ?」
華純「ううん、こっちの話。」
彼女はそう言って、近くの席に座った。
顔だけでなく、身につけているもの全てに気品がある彼女には全く似合わない、ボロボロな椅子に…。
弘宣「ご注文は何にしますか?」
すると、彼女は美しい瞳で俺をまっすぐに見つめてきた。
弘宣「な、なんでしょう…?」
もしかして、苦情か…?
この店が汚過ぎて…。
それか、やっぱり帰る…とか…?
どう考えても、彼女とこの汚い店はミスマッチだし(汗)
焦る俺を見つめたまま、彼女はにっこり笑うと…、
華純「私と結婚しなさい?」
弘宣「けっ、結婚…?」
彼女は笑顔で頷いた。
弘宣「だ…、誰と誰が…?」
華純「私とあなたに決まってるでしょ?」
えええぇぇぇぇぇぇ!?!?
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