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数日後ーー。
山口「なぁ、本当に毎日きてるのか?」
そう尋ねてきたのは、隣の酒屋の山口さん。
歳は離れているけれど、俺が唯一仲良くしている人物だ。
弘宣「う、うん…。」
山口「じゃあ、ここにいればそのお嬢様に会えるってことか。」
弘宣「今日来るかはわからないけど…」
♪〜
入り口ドアに吊り下げているベルが鳴った。
華純「こんにちは〜♡」
山口「本当に来た!!! 」
彼女はいつもの席に座ると…、
華純「ナポリタンとコーヒー、お願いね。」
弘宣「…かしこまりました。」
俺がキッチンに戻ったのと入れ替えに、山口さんが彼女に近づいた。
山口「なぁ、君が西条ホールディングスのお嬢様? お〜、かなりの美人さんだね〜!」
華純「はっ?あんた誰?」
彼女は、しかめっ面…。
た、大変だ…!(汗)(汗)
慌てて2人の元へ行き…、
弘宣「あっ…! この人は、隣で酒屋をやってる山口さんです!!」
華純「えっ?弘宣さんの知り合い??」
弘宣「はい、友人です!」
彼女のしかめっ面が笑顔に変わり…、
華純「なんだそうなの?それなら早く言ってよ〜!」
弘宣「はは…、すみません…。」
なんとか険悪なムードは回避できたみたい(汗)
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