5.私、あなたの役に立てたのね。

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華純「早く食べてみて♪」 弘宣「…わかりました。」 スプーンでおかゆを掬って食べようとしたら…、 華純「ちょっと待って!!!」 と、スプーンを取られてしまった。 な、なんだ…!? 華純さんは、スプーンで掬ったおかゆをフーフーしていて…、 華純「火傷しちゃったらダメでしょ?」 俺を気遣ってくれたのか…。 華純「ほら、これでもう大丈夫! はい、あーん。」 あーん…!?!? それはさすがに32歳の冴えないおっさんがするのは…(汗) 弘宣「えっ、あっ、えっと…!」 恥ずかしすぎて躊躇っていると…、 華純「…嫌なの?私みたいな美人に食べさせてもらえるなんて、この先の人生、もうないかもしれないのに!?」 せっかく作ってもらったのに、彼女を怒らせてしまった(汗)(汗) 弘宣「わっ、わかりました! 食べます…!」 もうどうにでもなれ…! と、俺はスプーンにかぶりついた。
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