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華純「あー、まだ腰がジンジンする。」
彼女は苦しそうに腰をさすっている。
女性の初めては痛い…とは聞いていたけど、まさかこれほどとは…。
華純「女ってみんなすごいわね。この痛みを乗り越えてるんだから。」
弘宣「す…すみません!」
俺のせいだ。
できるだけ優しくしたつもりだけど、彼女に痛みを与えてしまった。
申し訳ない…。
華純「だ〜か〜ら〜! 謝るなっつーの!」
弘宣「いや、でも、申し訳なくて…。」
華純「何が申し訳ないのよ?私が良いって言ってんの!」
弘宣「でも、あなたの痛みを俺はどうすることもできないわけで、もどかしいし罪悪感が…。」
はぁ…と彼女はため息をつくと…、
華純「いい?私はいくら痛かろうが、あなたと寝たことを後悔してない。これは幸せな痛みだもの。」
それはつまり…、俺を愛しているということだ。
俺はたまらず彼女を抱きしめた。
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