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今日は華純さんとデート。
もうすぐ冬が来ると言うのに海が見たいという彼女の要望に応えるため、ドライブをすることに。
車なんか持ってなかったけど、レンタカーを借りてきた。
彼女がいつも運転手付きで乗っている車よりかなり劣るけれど(苦笑)
待ち合わせ場所に到着。
時間より30分も早くきたっていうのに、すでに華純さんは来ていて…、
弘宣「どうしてこんなに早く!?」
華純「どうしてって…、そりゃあなたに早く会いたいからじゃない。」
キュンーー!
いや、キュンキュンしてる場合じゃない!
彼女を待たせてしまったんだから!!
弘宣「早く車に乗ってください!体が冷えます!!」
華純「大丈夫よ。」
彼女はそう言うと、俺の胸に飛び込んできた。
そして、俺をギュッと抱きしめると…、
華純「ほら、暖かくなった。」
キュンーー!!
華純「さぁ、出発しましょ?」
彼女はスタスタと助手席に乗り込んだ。
キュンキュンしてる俺を置いて…。
だ…、大丈夫か、俺?
こんな出発前から、心臓が…、心臓がぁぁぁ!!!
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